前回の続き。横浜の山手は自然が多く残っていて、墓地もあって、猫的には潜みやすい場所ではあるのだけど、猫がいっぱい集まっている場所というのはまず、そこで世話をしている猫ボランティアの人がいると思って間違いない。
何しろ、そこには猫が総勢8匹以上いるのに、その多くが人に慣れてるのだ。これはちょっとびっくり。
水があって自然があって適度に斜面もあって世話をしてくれる人がいて、よほど暮らしやすいのだろう。
で、この中で一番目立ってたのが、ハチワレの2匹(冒頭写真)。似てるから兄弟だと思う。何しろどっちも元気なのである。
1匹は顔の2/3くらいが黒い仮面ハチワレ(今勝手に名付けた)。
こいつは木登りが得意で、あっと思ったらもう木に飛びついてる。活発に動き回られるとコンデジでは追いかけられないので、カメラをOM-D+望遠レンズに持ちかえて狙う。
ISO感度を上げて、シャッタースピードを1/250秒にして動きがブレないように。
何しろこんなである。器用に抱きつくもんだなあと、ちょいと感心。
それでは飽き足らず、近くにあった木にどんどん登ってしまう始末。猫の本格的な木登りって遭遇する機会がそんなにないから、ちょいと感心。さくさくと器用に登るのである。
だがしかし、木登りで難しいのは、上りより下り。たまに高い木に登って降りれなくなって往生する猫もいるけれども、この仮面ハチワレは上手にタタタタッと下ったのであった。
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