ミラーレス一眼カメラやエントリー向けデジタル一眼レフが好調だ。今までスマホ以外のカメラを持っていなかった人や女性にも広く普及しているのだ。デジ一眼を持ち歩いて撮影しているうちに、TwitterやFacebookに投稿したいこともあるだろう。そんな時に役立つのがWi-Fiカードリーダーというアイテム。今回はWi-Fiカードリーダーを利用して、写真をその場でSNSに投稿するワザを紹介しよう。
SDカードリーダーを搭載したモバイルバッテリー
デジ一眼の多くはSDカードに写真を保存する。もちろん、パソコンとSDカードリーダーがあれば、写真を取り込んでアップロードすることはできる。しかし、なかなかそんな装備は持ち歩けない。以前、無線LAN接続機能を備えるSDカードを使うワザ(「第67回 一眼レフで撮った写真を無線で飛ばしてiPad 2で即確認する技」を参照)を紹介したことがある。無線LAN対応SDカードをデジ一眼に装着し、撮影した写真を無線LAN経由でPCやスマートフォンに転送できるのだ。しかし、SDHCカードに非対応のカメラでは利用できないうえ、相性で動作しないデジカメもあり、万能ではなかった。
昨年、Wi-Fiカードリーダーという便利アイテムが相次いで発売され、選択肢が増えた。Wi-FiカードリーダーはSDカードリーダーを内蔵する無線LANデバイスで、PCやスマートフォンに写真を転送できるのが特徴。外出先でデジ一眼で撮影した写真をスマートフォンからSNSに投稿できるようになったのだ。
Wi-Fiカードリーダー「REX-WIFISD1」(ラトックシステム、直販サイトで7980円)は2012年12月に発売されたばかりのニューアイテム。同種の製品の中でも機能が充実しているのがウリ。単体で無線LAN機能を動作させたり、SDカードの読み書きを行なうため、バッテリーを内蔵している。バッテリー容量は3000mAhで、連続利用時間は約9時間。とはいえ、SDカードの読み書きを9時間行なうことはないだろう。実は「REX-WIFISD1」は、モバイルバッテリーとして利用できる。USBケーブルを接続し、スマートフォンを充電することも可能なのだ。iPhoneなら、1台分をフル充電できる。iPhoneはともかく、Androidスマートフォンのバッテリー駆動時間は短いので、モバイルバッテリーを持ち歩いている人は多いだろう。「REX-WIFISD1」をモバイルバッテリーとして使うなら、荷物を増やさずにSDカードにアクセスできるようになる。
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