このページの本文へ

Webディレクション最新キーワード ― 第16回

JWDA

一目で分かるWebサイト制作の流れ

2010年12月15日 11時00分更新

大嶋 宏己/フライング・ハイ・ワークス 

  • この記事をはてなブックマークに追加
本文印刷
web-keyword

 一般的なWeb制作のプロジェクトについて、大まかな流れとポイントを4つのフェーズで説明します。Webディレクターは、各フェーズのポイントを把握し、的確なディレクションをしていく必要があります。

打ち合わせから提案まで

 Web制作は、クライアントからの問い合わせや、営業が制作案件を取ってくるところから始まります。この時点で見積りの提出が必要な場合もありますが、大抵は最初にヒアリングのために初回打ち合わせ(オリエンテーション)をセッティングします。なお、案件を受ける際には、コンペか否かも必ず確認しましょう。

 初回の打ち合わせで、クライアントの要望やサイト制作の目的などを把握したら、次に企画提案書を作成します。要望や案件規模にもよりますが、初期段階の提案ではプロジェクトの全体像やコンセプトに沿った企画案を盛り込みます。クライアントから要望があれば、この段階でデザインのラフ案を制作することもあります。

サイトの企画と設計

 プレゼンなどを経て、提案内容と見積もりがクライアントに了承され、正式な依頼をもらった段階で契約となります。その後は提案内容をより具体化し、制作仕様を詰めていきます。同時に素材の準備も進めますが、クライアント都合などで素材準備が予定通りに行かない場合は、制作可能な部分から手をつけるなどして、スケジュールが遅延しない方法を検討する必要があります。

 このフェーズは、その後の制作を円滑に進めるための準備段階として非常に重要です。制作に入ってからの「ひっくり返り」を防ぐためにも、十分な時間を取って、クライアントと意識をよくすり合わせておきましょう。

4つの流れで的確なディレクション

制作・開発

 決定したサイト仕様に基づいてデザインを制作し、コーディングしていきます。その後、制作したサイトをテストサーバーにアップして、社内チェックとクライアントの確認を取り、公開に向けて最終的な調整をします。確認作業はプロジェクトメンバー以外も巻き込んでチェックすると間違いを発見しやすくなります。

公開と運用

 すべての準備が整った段階でサイトを本番公開します。併せてサーバーも移転する場合は、DNSの切り替えタイミングなどに注意します。

 公開後は運用フェーズとなり、必要に応じてサイトを更新します。また、場合によってはアクセス解析などを導入してサイトの状況を検証・分析し、結果をもとにサイト改善の提案や改修作業をすることも必要です。

著者:フライング・ハイ・ワークス

東京都近郊(首都圏)を中心とし、企業サイトやキャンペーンサイトの制作、CMSの設置などを行なっているWeb制作会社。掲載実績数は300点以上。クライアントのその先にいるお客様の事を考えた「意味を持つデザイン」と「訴求するコンテンツ」を提供する事を使命とし、ディレクターを中心にフットワークの軽さときめ細かい対応で制作を行なっている。

書影

書籍版は、企画・設計・制作・運用など、Webディレクション業務の大まかな流れに沿って構成。最新情報を盛り込み、書き下ろしのコラムや用語集も収録しました。ずっしり重い1030g、厚さ19.5mmで、苦手分野を穴埋めしたい新米Webディレクターや、これからWebディレクターを目指す方におすすめの1冊です。

Webディレクション標準スキル152

本体 4,280円+税、AB判392ページ(オール4色刷)
ISBN:978-4-04-868746-1

Amazon.co.jpで買う 楽天ブックスで買う

JWSDA:日本Webソリューションデザイン協会からのお知らせ

この連載が本になりました!!

書籍版は、企画・設計・制作・運用など、Webディレクション業務の大まかな流れに沿って構成。最新情報を盛り込み、書き下ろしのコラムや用語集も収録しました。ずっしり重い1030g、厚さ19.5mmで、苦手分野を穴埋めしたい新米Webディレクターや、これからWebディレクターを目指す方におすすめの1冊です。

Amazonで購入

カテゴリートップへ

この連載の記事

一覧へ

この記事の編集者は以下の記事をオススメしています

ASCII.jp会員サービス 週刊Web Professional登録

Webディレクター江口明日香が行く