8月11日、MMD研究所(モバイルマーケティングデータ研究所)は、iPhoneアプリのダウンロード数に関する実態調査の結果を発表した。調査は、8月6日から10日までの5日間、インターネットでのオンラインアンケート調査にて実施された。有効回答数は2282件。
それによると、iPhoneの所有率は全体で8.0%、その他のスマートフォンについては3.4%。機種別の内訳では「iPhone 3GS」が最も所有率が高く4.0%、次いで「iPhone 4」、「iPhone 3G」の順にiPhone端末が続き、次いで「Xperia」が全体の1.2%という結果になっている。
また、iPhoneユーザーに対してiPhoneアプリに関する調査を実施したところ、有料・無料含め1ヵ月にダウンロードするアプリ数は「1~5個」と回答したユーザーが42.9%と最も多く、次いで、「6~10個」が33.5%という結果になった。さらに、有料アプリについて1ヵ月にダウンロードするアプリ数を調査すると、「10個以上」と回答したユーザーはわずか1.1%で、約6割近いユーザーが「1~5個」と回答。有料アプリはダウンロードしないというユーザーが全体の3割強という結果となった。
アプリをダウンロードする際にどのような情報を参考にするかという設問(複数回答形式)では、ウェブニュースサイトやアプリ紹介サイトのレビューとの回答が最も多く67.6%、AppStoreのランキングが53.8%、友人・知人のクチコミが44.5%と上位を占めている。