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つないで・分岐・発火! タイトーとコンパイル、新世代“落ちモノ”ゲーム『ポチッとにゃ~』を発表

2002年08月05日 22時52分更新

文● 編集部 田口敏之

(株)タイトーと(株)コンパイルは5日、業務用ビデオゲーム『ポチッとにゃ~』の製品展開における業務提携に合意し、9月中旬より同ゲームの販売を開始すると発表した。

ロゴ
ポチッとにゃ~のタイトルロゴ

同製品は、『テトリス』や『ぷよぷよ』などに続く“落ちモノ”と言われるタイプのゲーム(上から落ちてくるキャラクターを次々に処理するパズルゲーム)。従来の落ちモノゲームの定石だった、“一定の条件を満たしてブロックを消し、連鎖させる”という概念を否定しているのが特徴という。ゲームの概要は以下の通り。

つなげる
同じ色のにゃん(わん)をつないでいく

横7×縦13マスのフィールドに、上から2個一組みのブロック“くみにゃん”(2P側は“くみわん”)が落ちてくる。落下中のくみにゃんは、レバーの左右で移動、Aボタンで左回り(反時計方向)、Bボタンで右回り(時計方向)に回転させることができる。レバーを下に入れると、くみにゃんは早く落下する。くみにゃんは着地すると、周囲の同じ色のブロック“にゃん”(2P側は“わん”)とつながる。ブロックの種類は、赤/青/緑/黄色の4色。

分岐
一本道でつなぐよりも、途中で“分岐”という枝分かれを作ることによって高得点を狙える

にゃんは、いくつまでもつなげることができる。この時、途中で“分岐”という枝分かれを作ることによって高得点を狙える。そして適当な長さまでつなげたら、レバーを上に入れるか、Cボタンを押して、くみにゃんを“はりにゃんIII型”(2P側は“はりわんIII型”)というブロックに変身させる。はりにゃんIII型は、もう一度レバーを上に入れるかCボタンを押せば、元のくみにゃんに戻すことができる。このはりにゃんIII型を、同じ色のにゃんに隣接させると、にゃんが発火し、つながっているにゃんが次々と爆発して消える。消えたにゃんの数に応じて、対戦相手のフィールドに“おじゃまにゃん”を送り込める。2P側からは“おじゃまわん”が送り込まれてくる。

発火
にゃんをはりにゃんIII型に変身させ、同じ色のにゃんに隣接させると発火し、つながっているにゃんが次々と爆発して消える。消えたにゃんの数に応じて、対戦相手のフィールドにおじゃまにゃんを送り込むことができる

送り込まれてきたおじゃまわんは、直接消すことはできないが、隣接するはりにゃんIII型の爆発にまきこんで消すことができる。また、発火せずに着地したはりにゃんIII型は、しばらくするとおじゃまわん(2P側ではおじゃまにゃん)に変わってしまう。相手から送り込まれてきたおじゃまわんは、降ってくる前にこちらも攻撃を行なうことで数を減らしたり、完全に打ち消すことができる。そして、フィールド中央最上段までブロックが積み上がってしまうとゲームオーバーになる。

同ゲームは、いつでもブロックをつないで、好きなタイミングで爆発させて消せるので、対戦相手の状況を見ながら爆破する駆け引きができる。また、ブロックをたくさんつないで消せば高得点になり、爆破の際の爽快感も増すが、その反面ゲームフィールドを多く使うため、負けるリスクも高くなるという戦略性が特徴だ。従来の落ちモノゲームの概念(常識)を否定することによって、新規プレーヤーが参入しやすくなっているという。

ゲームモード
ゲームモードは、コンピューター相手に1人でプレーする“ひとりでポチにゃ~”モードと、1コインで2人が対戦できる“ふたりでポチにゃ~”モードの2通り

プレーモードは、コンピューター相手に1人でプレーする“ひとりでポチにゃ~”モードと、1コインで2人が対戦できる“ふたりでポチにゃ~”モードの2通り。また、ひとりでポチにゃ~モードには、全8ステージの“ストーリーモード”と、全3ステージの初心者向けモード“れんしゅうモード”が用意されている。

ストーリーモード
ストーリーモードでは、各ステージごとにキャラクターが登場する

ストーリーモードでは、主人公の“プリム・アモル”が、各ステージごとに現われるキャラクターと対戦する。ストーリーは「1000年に1度だけの“ポチッとにゃ~祭”が開催されました。プリムはご褒美のプリンに釣られて、同様に神様に選ばれた者たちと“ポチッとにゃ~”勝負をすることになります。“ポチッとにゃ~祭”のほんとうの目的も知らずに……」というもので、コンパイルのゲーム『魔導物語』をベースに1000年後の世界観を構築したという。

始まりの街
コンパイルのゲーム『魔導物語』をベースに1000年後の世界観を構築したという。画像はステージ1の“始まりの街”
キャラクター
ゲームに登場するキャラクター。左から主人公で魔導師のタマゴの“プリム・アモル”、魔導士希望の魔族の青年“テスティス”、テスティスの父親“ユーデクス”

制作スタッフは、プロデューサーは、ぷよぷよの生みの親であり、コンパイル代表取締役社長の仁井谷正充氏、ディレクターは“ぷよぷよのおじゃまぷよシステム”などを作った渡辺孝行氏。キャラクター原画はぷよぷよのキャラクター原画で知られる壱氏、デザイナーは、ぷよぷよのキャラクター“ふたごのケットシー”を生み出した酒井明美氏が担当。プログラマーは遠矢龍平氏、AIプログラマーは広野隆行氏。

小島氏
タイトーの小島氏「80年代の『テトリス』と、90年代の『ぷよぷよ』に続く、21世紀の落ちモノゲームの大作になるであろう作品を発表させていただく」

発表会で、タイトーGM事業本部長の小島理一氏は「'80年代の『テトリス』と、'90年代の『ぷよぷよ』に続く、21世紀の落ちモノゲームの大作になるであろう作品を発表させていただく。今回の業務提携によって、コンパイルのゲーム開発やキャラクターデザインなどの開発分野と、弊社のアミューズメント施設運営ノウハウ、および全国規模の店舗という互いの強みを生かして、販売を拡大していきたい」

ポチッとにゃ~
ゲームに登場するキャラクターのぬいぐるみ。左から猫の神様“にゃ~”と犬の神様“ポチッ”。“ポチッとにゃ~祭”を主宰するという設定

「昨今のゲーム業界で、(業績の)右肩を上げるのは難しいが、ポチッとにゃ~が起爆剤になればいいと考えている。今後の展開としては、9月19日から開催される“アミューズメントマシンショー”に出展し、それと同時にロケーションテストならびに販売を行なっていく。業務用ゲームはヒットして3000、大ヒットで5000を超えるのがやっとだが、この大ヒットの数字だけは超えていきたい。下期に向けて、できれば1万ぐらいの数は市場に送り出していきたいと考えている」と述べた。

仁井谷氏
コンパイルの仁井谷氏「21世紀の、新しい落ちモノゲームができたと確信している」

また、コンパイル代表取締役社長の仁井谷氏は「21世紀の、新しい落ちモノゲームができたと確信している。業務用からの移植については、プレイステーション2へ、2003年3月あたりにできれば良いと考えている。キャラクターグッズについては、プライズという形で、現在大手おもちゃメーカーと前向きに協議している」と語った。

同ゲームのシステムには、(株)セガ・エンタープライゼスの業務用汎用CG基板『NAOMI』を用いているという。製品はGD-ROMで配布し、価格は15万円前後になるとしている。

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