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遠藤諭の“ご提案” 第6回

ちょっと怖い、唐の予言書の話

2008年09月08日 15時13分更新

文● 遠藤諭

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莫偉文さん

モクさんこと莫偉文さん。日本映画だと「リターナー」とかに出てましたね。(「月刊アスキー」2002年8月号より)

 北京オリンピックで中国は最多の51個の金メダルを獲得(2位は米国36個、3位はロシア23個と断トツ、アテネでは米国が1位で36個だった)と聞いて、ちょっと気になることがあった。

出会いが生んだ出会い

 私は、この20年ほど毎年香港に出かけることにしていて、いつの間にか友だちもできた。あるとき、尖沙咀(チムサッチョイ)の火鍋屋でそんな感じでワイワイやっているときに、モクさんを紹介された。映画「少林サッカー」に出ていて、悪玉の側近を演じていた髪の長い気のいいお兄ちゃん風の人物である。

 香港の映画スターと知り合いになれたと思ったら、この人、本業は役者ではないんだそうな。新宿のヨドバシカメラとかでデジカメなんかを買い込んでは、巨大なスーツケースに詰め込んで香港に運び、九龍湾の自分のお店で売っていた(当時)。

 「日本と香港のデジタルを繋ぐ人」ということで、「月刊アスキー」にも登場してもらった。コンピュータオタクを、広東話では「電脳発焼友」(ディンノウファッシウヤウ)と言うなど教えてもらった。ヨドバシカメラ新宿東口館店の店員さんが「少林サッカー」を観たてたら、「あっ、うちのお客だ!」と驚いたはずである。

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