世界最小・チタンボディー! オートで楽々フルHD撮影
【SPEC】 開発元●開発元●ソニー(株) 販売元●ソニーマーケティング(株) 価格●オープンプライス(実売価格は13万円前後) http://www.sony.jp/ イメージセンサー●236万画素CMOSセンサー レンズ●光学10倍(焦点距離約38〜380mm)/F1.8〜2.3 記録メディア●メモリースティックPRO デュオ/同PRO-HG デュオ サイズ●幅32×高さ119×奥行き63mm 重さ●約240g |
【COMMENT】
手軽さ簡単さを優先しながら、画質に手抜きなし。携帯しても苦にならず、ポケットに入るコンパクトサイズなので撮る機会が大幅に増える。
家庭用ビデオカメラのハイビジョン化は、3年前にソニー(株)が「HDR-HC1」を発売してから一気に加速し、今は高解像度の「HD」が中心だ。特にハイビジョン液晶・プラズマテレビで見たときに圧倒的な画質の差が出るため、二度と撮れない思い出はHDで残したいのが当たり前だろう。そして、まだ各種フォーマットが乱立しているものの、昨年辺りから販売シェアトップに君臨しているのがAVCHD規格のビデオカメラだ。
縦型ボディーの「HDR-TG1」は世界最小/最軽量のAVCHDカメラ。シャツのポケットに入るほど小さく収まりもいい。チタンでハードコーティングされたボディーは、すりキズの防止とともに質感の高さに貢献している。
液晶を開くだけで約1秒で立ち上がるので、気軽に1920x1080ドットのフルHD撮影が可能だ。
コーデックは、従来の「メインプロファイル」と同等の圧縮率で美しいグラデーションを再現できる「ハイプロファイル」に変更され、画質への妥協が一切ないのがうれしい。
ただし、手ブレ補正が電子式、広角側が43mm相当といった小型化ゆえの割り切りもある。露出補正やマニュアルフォーカスがタッチパネルで階層をたどらないと操作できないのも残念。気軽にカメラ任せで撮ったときに高品質なフルHDムービーを得られる点こそ本機の真骨頂だろう。
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