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ビックカメラ有楽町本店にて「1周年記念キャンペーン」開催中

リポート:満1歳を迎えた「Appleショップ」は順調な成長を遂げたのか?

2008年03月22日 22時41分更新

文● MacPeople編集部

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(株)ビックカメラ・有楽町本店は3月20日〜30日、昨年3月21日にオープンした「Appleショップ」の1周年を記念して「Apple Shop 1周年記念キャンペーン」を開催している。内容は、(1) Mac旧モデルの台数限定特価販売、(2) 商品が当たる抽選会、(3) iMac購入時に1GBメモリーをプレゼント、(4) MacBookとApple Careの購入でワイヤレスマウスをプレゼント──というもの。

ビックカメラ有楽町本店のAppleショップは、5階のエレベーターを降りてすぐ。130㎡の広いスペースにゆったりと商品が展示されており、約10名の専任スタッフで運営している。ディスプレーの方式やインテリアなどは、Apple Storeさながらだ


予想をはるかに上回った好セールス

ISHIKAWA Manager

Appleショップをオープンしてから来客の幅が広くなったという店長の石川勝芳氏。熱心なユーザーだけでなく、若い女性客も増えているそうだ

有楽町店店長の石川勝芳氏によれば、Appleショップをオープンしたこの1年は「大変順調に推移しており、予想を上回る数字をあげています。前年比の2倍まではいきませんが、それに近い売り上げでこちらも驚くほどです」とのこと。Appleショップを開設している量販店では、他店と比べてMac関連の売り上げが上積みされるのは想像に難くない。'07年8月のiMac、10月のMac OS X Leopard、そして今年の1月のMacBook Air発表と、Macの注目度はますますあがっているようだ。

石川氏は、その理由を「iPodからMacに興味をお持ちになった方も多く、価格も同スペックのWindowsマシンと比べるとだいぶお買い得感があります。Boot Campについてよく聞かれるので、現場に立っているとAppleショップを訪れるWindowsユーザーが増えていると実感しますね。今までは『Windowsではない』という理由で購入していなかった人が、Intel CPUを搭載したおかげでMacを買えるようになった」と分析する。


アップル製品をもっと売る自信がある!

Apple Support

'07年10月1日にアップル製品専用のサポートカウンターを設置。キーボードやiPodのバッテリー交換もでき、利用者は増えているそうだ

一方、この1年で最も苦労しているのは、供給を上回る需要があり潤沢な在庫を確保できないところだとか……。「在庫さえ確保できれば、アップル製品は売れ筋商品の1位を獲得できるでしょう。デザインでも価格面でも、それだけのポテンシャルを秘めています。ですから今後も、今までやってきたことをしっかりやっていくだけです」(石川氏)

量販店での売り上げは、Macの勢いを示すわかりやすいバロメーターだ。この2年目に同店がさらなる売り上げアップを成し遂げられるか否かは、アップルの製品次第。来春この1年を笑顔で振り返られるかどうか、今から楽しみだ。


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