予想を超える人気のPASMOに売り切れの可能性が出た。
このため、12日から8月までの期間、PASMOの販売は“PASMO定期券”のみに制限される。つまり、一般のPASMOは8月まで買えなくなるということだ。オートチャージ機能付きのPASMOに関しても、13日の受け付けをもって締め切りとなる。
(株)パスモによると、当初は年間で500万枚を発行予定。まず400万枚を用意していたが、発売から4日で100万枚を突破。その後も順調な売れ行きで、とうとう在庫が100万枚を切ったという。追加で300万枚注文したが納期は8月。このままだと売り切れの可能性があるため、今回の販売制限に踏み切ったようだ。また、場合によっては定期券に関しても「今後一時的に発売を停止する可能性もある」ようだ。
「定期券以外の利用者を軽視するわけではないのですが、※PASMO事業者内の定期券はPASMOでしか発行できないので、今回のような形を取らせていただきました。すでにお持ちのPASMOに関してはそのまま利用していただけます。8月以降は安定した供給ができると思います。」(パスモ広報)
※例えば、乗車区間が東京メトロだけの定期券をSuicaで発行することはできない。反対にJRだけの定期券をPASMOで発行することもできない
基本的にPASMOとSuicaは相互利用が可能なので、IC乗車券として利用するぶんにはSuicaで代用可能だ。しかし、PASMOが欲しいという方には本日中の購入をお勧めする。