(株)レベルファイブは14日、パブリッシャー作品としては同社初のニンテンドーDSソフト『レイトン教授と不思議な町』を15日に発売すると発表した。東京・品川のエプソン品川アクアスタジアムにおいて、新作ソフトの発売記念完成披露会を開催した。
『レイトン教授と不思議な町』は、プレイヤーが主人公“レイトン教授”となり、不思議な町の住民から出題されるパズル=“ナゾ”を解くことでストーリーが進む“ナゾトキ・ファンタジーアドベンチャーゲーム”。3部作を予定しており、今回発表されたのは、シリーズ第1弾となる。同社は、(株)スクウェア・エニックスの『ドラゴンクエストVIII 空と海と大地と呪われし姫君』や(株)ソニー・コンピュータエンタテインメントの『ローグ ギャラクシー』といったゲームの開発/制作を行なっているが、今回、初めてパブリッシャーとして『レイトン教授と不思議な町』を制作したものとなる。
完成披露会には、主人公の“レイトン教授”の声優を担当した俳優の大泉洋さん、“レイトン教授”の助手である“ルーク少年”の声優を担当した女優の堀北真希さん、ゲームの“ナゾ”の部分を監修した千葉大学の多湖輝(たご あきら)名誉教授が駆けつけた。
完成披露会では、最初にレベルファイブ代表取締役社長の日野晃博氏(ひの あきひろ)氏が登壇し、「弊社初のパブリッシングタイトルになります。このゲームはさまざまな要素が絡んでいながらも、初心者にもとっつきやすく、全ての人にお勧めできる本当に不思議で面白いゲームに仕上がっています。現時点の発売日前日の注文数が21万本となっており、新規タイトルの発売前にしては高い結果です」と述べ、「これをスタートに30万本、40万本、さらに50万本と数字を伸ばしていきたい」と意気込みを語った。
ゲームの説明の後は、大泉さんと堀北さんが壇上に上がり、声優を担当した感想を語った。大泉さんは「カエルやトカゲなどの声優が多かったので、英国紳士という役だったので戸惑った」、堀北さんは「少年っぽさの声を出すのに苦労した」と話した。そのあと、実際に壇上で公開アフレコを行なったが、大泉さんは納得がいく結果ではなかったようで、「もう一度やらして下さい」と言って会場を沸かせていた。
続いて、多湖名誉教授の説明を交えた“ナゾ”が壇上で2問出題され、大泉さんと堀北さんがその問題にチャレンジした。
最後に行なわれたインタビューでは、今日が14日でバレンタインデーということもあり、チョコレートはどうしましたかという質問が出た。堀北さんは、大泉さんにチョコを上げましたが、初めて会うので何かキッカケをと思い、渡しましたと答えた。本命チョコはだれに上げたのかという質問に対しては、お父さんに上げましたと答えた。