約1年で1200万ダウンロード数を突破
パズルRPGならコレ「パズル&ドラゴンズ」
パズル&ドラゴンズ
作者:GungHoOnlineEntertainment
価格:無料
スマホゲームの覇権を制した超有名ゲーム
2012年2月にiOS向けとして、2012年9月にはAndroid向けとしてサービスを開始して以来好調な売上を記録し続けているパズルゲームの決定版「パズル&ドラゴンズ」。4月9日には累計ダウンロード数が1200万を突破という、サービス開始から約1年で大ブームとなっているアプリゲームだ。
ゲームは同じ色を3つ揃える古典的パズル
パズル&ドラゴンズのゲーム自体は、同じ色のブロックを3つ揃えることで消せるという古典的とも言えるブロックゲーム。このブロックゲームを軸に、モンスター要素やダンジョン要素をバランス良く追加しているのが特徴だ。上手くブロックを消して連鎖を重ねれば攻撃力を上がり簡単にモンスターを倒せるというゲームだ。
ダンジョンに登場するモンスターを倒すと卵を落とす。この卵を強化する素材として利用して手持ちのモンスターを強化したり、チームに組み込んだりしてダンジョンを進んでいく。強いモンスターをチームに組み込むためには相応のコストが必要になってくる。コストとは、チームに組み込むにあたっての必要なポイントのようなもので、プレイヤーは自らの総コスト分までしかモンスターをチームに組み込めない。コストはレベルアップに応じて上昇させられる。
課金しなくてもレアモンスターをゲットできる手軽さ
もちろん、パズル&ドラゴンズにも「魔法石」と呼ばれる課金要素がある。魔法石を使用することで強いモンスターが入手できる「ガチャ」に挑戦できる。ただ、このゲームはこの魔法石の入手手段を圧倒的に低くすることで簡単にガチャを引きやすくしているのがミソだ。ログインボーナスやゲーム内イベントで簡単に魔法石が入手できるようになっている。ただ、レアリティーの高いモンスターを獲得してもコストが高すぎてチームに組み込めないことはよくある話。まずはレベルを上げて総コストと自らのパズル力を高めていこう。
トレード機能を実装しないことは成功?
パズル&ドラゴンズには、ユーザー間で取引が行なえるトレード機能は実装されていない。トレード機能はユーザー間で良いアイテムを交換できるので必須の機能を考えがち。だが、ゲーム外でアイテムがリアルマネーで取引されたり、それを目的とした業者も呼び込むことになり、犯罪が発生するケースが多い。パズル&ドラゴンズは、トレード機能を実装せずに、友達機能もあくまで冒険中の助っ人としての機能に限定することで、アプリ単体でほとんどゲームが完結するように作られているのだ。
目先の利益に囚われなかった良作アプリ
パズル&ドラゴンズは、無課金ユーザーに対しての敷居を低くしたことで、若干収益は減ったかもしれない。ただ、それ以上にユーザーの大量確保に成功し、パズルというとっつきやすいテーマを据えることでその幅広い年齢層の獲得にも成功した良作アプリだ。
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