走る！戦う！狩る！夏のアクションRPGはこれが定番！

2009年08月08日 12時00分更新

文● 小松ヌンチャク、佐藤ポン

　特集第4回は、アクションRPGを紹介する。サービス開始2周年を迎えた3DアクションRPG「モンスターハンターフロンティアオンライン」を筆頭に、手軽でアクション要素の高い2D横スクロールアクションも人気を集めている。ゲームパッドに対応したタイトルも多いので、コンシューマーゲームに慣れ親しんだ人でも違和感なく遊べるぞ！

サービス開始2周年を迎えたPC版「モンハン」
モンスターハンターフロンティアオンライン

●提供元：カプコン
●料金：30日/1400円、60日/2660円、90日/3780円　※無料のトライアルコースあり
●http://www.mh-frontier.jp/
●推奨スペック（ミドルモードの場合）：
CPU：Pentium 4（1.50GHz）以上　メモリー：256MB以上　HDD：空き容量4GB以上
GPU：NVIDIA GeForce5700以上　ディスプレー：1024×768ドット

　家庭用ゲーム機や携帯ゲーム機でおなじみの超ヒットタイトル「モンスターハンター」、略して「モンハン」。そのPC版が「モンスターハンターフロンティアオンライン」（MHF）だ。2007年7月5日からサービスが開始され、多くのプレイヤーに親しまれてきた。

　モンハンは、プレイヤーがひとりのハンターとなり、さまざまな種類のモンスターを狩猟していくアクションゲーム。この世界に生息するモンスターたちは、実際に生きているかのような動物らしい動きをする。ハンターが攻撃を仕掛けると怒って突進してきたり、近づくだけで逃げてしまったり、モンスターによって特徴はいろいろ。それらの特徴を把握し、うまくハントしていくのがシリーズの醍醐味だ。

　モンスターを狩猟すると、そのモンスターから鱗や皮、角などを採取できる。それらの素材を一定量集めると、武器や防具が生産可能になる。おもしろいのは、倒したモンスターの特徴を武器や防具が引きついでいるところ。たとえば寒い地域に住んでいるモンスターの素材で鎧を作ると、寒さに強い鎧が完成する。炎を吐く竜の素材で武器を作ると、その武器は火の攻撃が可能な武器になるというワケ。武器や防具の数はとても豊富で、定期的に行なわれるアップデートでもどんどん増加している。長く遊べるアクションゲームだ。

「MHF」の世界の中心地「メゼポルタ広場」。ここには大勢のハンターたちが集う

ハンターたちは各々が好きな武器や防具を装備しており、バリエーション豊か

「パローネ＝キャラバン」で受けられる「キャラバンクエスト」は、複数のクエストを連続して行なう

MHFならではのオンライン機能が楽しいっ！

　本作はオンライン専用のゲームなので、ゲームを開始すればつねに大勢のハンターたちがプレイしている。彼らの目的はひとつ。クエストを行ない、モンスターの素材を採取することだ。一回のクエストに最大4名までのハンターが参加できるので、同じ目的があるハンターは同時に参加してかまわない。受けたクエストはゲーム内の掲示板に貼られるため、もし自分が参加したいクエストがあれば簡単に参加できる。面倒な操作は一切ナシ！　このメンバー募集までの流れがよく出来ている。

　もしも自分が行ないたいクエストがなければ、今度は自分から募集をかけることも可能だ。ゲーム中のチャットはキーボードを使えるため、プレイヤー同士でコミュニケーションを取るのもラク。また、MHFではギルド機能も搭載されているため、仲良くなったハンターと猟団（ギルドのようなもの）を作ることもできる。大勢のハンターたちとモンハンをトコトン遊びたい人には最適のゲームだぞ！