MWCに先んじて発表した
サムスン電子「Galaxy S10」シリーズ
2月20日にサンフランシスコで発表された「Galaxy S10」シリーズ3モデルの評価は高いようです。翌日から世界各地で展示が始まり、早い地域では3月8日から販売がはじまります。筆者はサンフランシスコの発表会を取材した翌日、ロンドンを訪問。ロンドンで一番の繁華街であるオックスフォードストリートにあるサムスンの旗艦店に立ち寄ってみました。
店に入るとすぐに展示されているのが、Galaxy S10とGalaxy S10+。平日昼間でしたが、発表翌日ということもあって来客数はかなり多く、注目度の高さを証明しているかのようでした。この日からの予約受付を済ませているお客さんもちらほら。
お客さんたちの表情は「いいねえ」「やっと来た」なんて具合で、みな笑顔。価格は一番高価なGalaxy S10+の1TBモデルが1399ポンド(約20万6700円)、一番下のGalaxy S10eは669ポンド(約10万3300円)。予約特典にはBluetoothヘッドセット「Gear Buds」が無料進呈されるほか、24回払いの分割手数料無料などの特典があります。
また、ケース類もすでに展示がありました。価格も表示されており本体発売と同時にこれらも発売になるとのこと。リモワのスーツケース風のプロテクトカバー「Protective Standing Cover」はGalaxy S9などにも出ていましたがカラバリが増えています。見た目もいいので人気商品なのでしょう。
他にはポップコーンを配るサービスもやっており、店内をちょっとした縁日気分で回れます。Galaxy S10を握ってちょっと悩んでいると、スタッフが「何か機能を説明しましょうか」と話しかけてくれます。筆者も発表会でわからなかった、LEDカバーの使い方のことをちょっと聞いてみました。
いまや10万円を超えるスマートフォンが珍しくなくなったとはいえ、Galaxy S10シリーズの価格は強気です。しかしロンドンのフラッグシップストアの人気を見ると、価格相応の価値のある端末という一定の評価を受けていることがわかります。日本の発売時期は未定ですが、まずはグローバルでどのような売れ行きを見せるのか、注目したいところです。
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