このページの本文へ

山根博士の海外モバイル通信 第429回

ファーウェイの7.2型スマホ「HUAWEI Mate 20 X」が思わず欲しくなるケースを発見

2019年01月22日 10時00分更新

文● 山根康宏 編集●ASCII編集部

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

 CES2019は世界最大のIT展示会。会場をこまめに回るとスマートフォン関連の展示もかなりたくさんあったのです。その中でも「Design for HUAWEI」と、ファーウェイ推しの製品を出していた香港のMomaxブースに面白いものがありました。

ファーウェイ対応をアピールするMomax

CES2019のMomaxブース

 Momaxはモバイルバッテリーやセルフィースティックなどのスマートフォン周辺機器やケース類を出している老舗のメーカーです。アジア圏ではメジャーな存在で、デザインに優れた製品も多く出しています。とはいえ競合メーカーが多いのが昨今の状況。CES2019ではあえてファーウェイに特化した製品を展示することで差別化を図っていたようです。

HUAWEI Mate 20シリーズ用のケース

 その中でも「これはいい!」と筆者が感じたのが、HUAWEI Mate 20 X用のケースです。7.2型という巨大画面を持つHUAWEI Mate 20 Xを収納できる手帳スタイルのケース。タブレットにも匹敵するサイズだけに、このスタイルのケースがよく似合います。

HUAWEI Mate 20 Xを美しく収納

 そして注目してほしいのはケースの折り曲げ部分、ヒンジつ部分。ここに細長い収納スペースが開いています。HUAWEI Mate 20 Xが気になる人ならすぐにわかるでしょう。そう、ここにはスタイラスペンの「M Pen」が収納できるのです。

M Penを収納するスペースがある

 HUAWEI Mate 20 Xはファーウェイのスマートフォンで初のスタイラスペンに対応しており、画面サイズが大きいことからGalaxy Noteの対抗モデルともいえる端末です。しかしGalaxy Noteのようにペンを本体に収納できず、ペンを使いたい時素早く取り出せないのが難点でした。

M Penは本体に収納できない(中国・深センの店舗で過去に撮影)

 しかし、Momaxのこのケースならペンを常に持ち運びできるうえに、手帳スタイルですから本物の紙の手帳のような使い方もできます。長年スマートフォン関連製品を開発している同社だけに、このあたりは開発者の方もよくわかっているのでしょう。

カラバリも豊富。全HUAWEI Mate 20 Xユーザーにオススメ!

 普通ならスマートフォンを買ってからケースを探すでしょう。しかしこのケースを見た筆者は「HUAWEI Mate 20 Xが欲しい!」とその場で叫んでしまいました。本体を欲しくさせるケースなんてなかなかありませんよね。HUAWEI Mate 20 Xの日本発売は未定ながら、もし出るならこのケースも純正扱いとして出してほしいくらいです。

Momaxは他にもいろいろ出している。ノーブランド品と違って安心だ

山根康宏さんのオフィシャルサイト

「スマホ好き」を名乗るなら絶対に読むべき
山根博士の新連載がASCII倶楽部で好評連載中!

 長年、自らの足で携帯業界を取材しつづけている山根博士が、栄枯盛衰を解説。アスキーの連載「山根博士の海外モバイル通信」が世界のモバイルの「いま」と「未来」に関するものならば、ASCII倶楽部の「スマホメーカー栄枯盛衰~山根博士の携帯大辞典」は、モバイルの「過去」を知るための新連載!

 「アップルも最初は試行錯誤していた」「ノキアはなぜ、モバイルの王者の座を降りたのか」──熟練のガジェットマニアならなつかしく、若いモバイラーなら逆に新鮮。「スマホ」を語る上で絶対に必要な業界の歴史を山根博士と振り返りましょう!

→ASCII倶楽部「スマホメーカー栄枯盛衰~山根博士の携帯大辞典」を読む

ASCII倶楽部は、ASCIIが提供する会員サービスです。有料会員に登録すると、 会員限定の連載記事、特集企画が読めるようになるほか、過去の映像企画のアーカイブ閲覧、編集部員の生の声を掲載する会員限定メルマガの受信もできるようになります。さらに、電子雑誌「週刊アスキー」がバックナンバーを含めてブラウザー上で読み放題になるサービスも展開中です。

→ASCII倶楽部の詳細はこちらから!

カテゴリートップへ

この連載の記事

編集部のお勧め

ASCII倶楽部

ASCII.jp Focus

MITテクノロジーレビュー

  • 角川アスキー総合研究所
  • アスキーカード
ピックアップ