オリンパスは1月25日、FLAC録音が可能なハイレゾ対応ICレコーダー「LS-P4」を発表した。2月9日発売予定で、予想実売価格は2万1600円前後。
リニアPCMレコーダーとして初めてFLAC録音に対応。96kHz/24bitのハイレゾクオリティーで記録できる。FLACのほか、リニアPCM(96kHz/24bit)、MP3(64kbps、モノラル)でも記録可能だ。
マイクは指向マイク×2と無指向性のセンターマイクを組み合わせた「TRESMIC」(トレスミック)を採用。原音に忠実な録音が可能だ。
内蔵メモリーは8GBで、microSDカードの利用も可能。Bluetoothにも対応しており、ワイヤレススピーカーやヘッドフォンに音を飛ばすことができる。
このほか、本体のみで行なえる編集機能が充実。ファイル分割やトリミングはもちろん、フェードイン/フェードアウト効果の追加や音声ファイルに録音音声を合成する「オーバーダビング」なども利用できる。
同社は同時に、強力なノイズキャンセル機能を搭載する「DM-750」も発表した。2月9日発売予定で、予想実売価格は1万4000円前後。
マイクはLS-P4と同じTRESMICを採用するが、左右の2つのマイクによる入力レベルの差を判別することで、周囲の雑音と人の発言を選別し、声を聴きやすくする「2マイクノイズキャンセル」を搭載する。
内蔵メモリーは4GBで、録音形式はリニアPCM(48kHz/16bit)とMP3(128kbps/8kbpsモノラル)となり、FLAC録音はできない。