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編集部ピックアップの人気SIMフリースマホ全紹介! 【2018年初頭版】 第2回

ファーウェイ/ASUS/モトローラの3社に、おサイフや防水対応のモデルも

デュアルカメラ搭載機に国内メーカー端末も 人気SIMフリースマホ全紹介 【3~4万円台編】

2018年01月08日 12時00分更新

文● ドロイドさん(アスキースマホ総研

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NuAns NEOの第2弾はAndroidスマホ
防滴・防塵に加えて、おサイフケータイに対応する

 アクセサリーメーカーのトリニティからリリースされたオリジナルスマホ「NuAns NEO」。その第2弾モデルが、OSがAndroidになった「NuAns NEO [Reloaded]」だ。

外観や本体サイズにほとんど変化はないのに、ディスプレーは5.2型に大型化。前面下部には指紋センサーも用意されている

 注目点はOSの変更だけではない。防滴・防塵に加えて、SIMフリースマホとしては非常に貴重なおサイフケータイにも対応するのが、なによりも特徴的な点。

SIMフリースマホでのおサイフケータイは、国内メーカー製端末で搭載例があったが、SIMフリースマホ専業メーカーでは初の対応となる

 また画面サイズが従来モデルの5型から5.2型に大型化したにも関わらず、基本デザインはそのまま受け継いでいる。上下に分かれていて、自由に取り替え可能なバックパネルは前モデルのものもそのまま流用可能。さらにコルク/デニム/ストーンといった素材の新パネルも追加されており、個性的なスマホに仕上げることができる。

本物のデニムを始め、個性的な素材を用いたパネルが新たに追加された

 主要スペックは、フルHD解像度の5.2型液晶(シャープ製)、Snapdragon 625(2GHz、オクタコア)、3GBメモリー、32GBストレージ、ソニー製センサーの13メガカメラ(イン8メガ)、3450mAhバッテリー、Android 7.1など。VoLTEにも対応。価格は4万9800円とこのクラスとしてはやや高めだが、おサイフケータイ対応と独自デザインの魅力で判断することになりそうだ。

国内メーカー製SIMフリースマホの決定版
おサイフ、防水にフルHDのIGZO液晶! 「AQUOS sense lite」

 国内メーカー製のSIMフリースマホは富士通が積極的で、シャープはそれほど目立たないイメージだったが、本機のリリースでその状況を一変させそうだ。

7色のカラバリのうち左3つは標準色。ターコイズはmineo、ピンクはIIJmio、レッドは楽天モバイル、ブルーはgooSimsellerのそれぞれ限定色となっている

 SoCこそSnapdragon 430とミドルクラスだが、ディスプレーはシャープ自慢の5型IGZO液晶で画面解像度はフルHD。ノイズが少ないというIGZOパネルの特性を活かし、少し濡れた状態でも正確に操作できるという利点を持つ。

防水仕様&IGZOパネルにより、濡れた状態でも問題無く操作できる

 防水・防塵のほか、耐衝撃性能やおサイフケータイ、VoLTEにも対応。基本性能も3GBメモリー、32GBストレージと十分なものに加え、指紋センサーを搭載し、OSのアップデートも比較的早い段階での対応を予告するなど、SIMフリースマホ初心者からマニア層まで幅広いユーザーが安心して利用できる。これで3万円強という価格は魅力的。強力な海外メーカー製端末に対抗できる存在だろう。

防水・防塵、おサイフ、ワンセグ、さらに頑丈
日本製スマホの富士通「arrows M04」

arrows M04

 「MADE IN JAPAN」を打ち出し、SIMフリースマホにも積極的な富士通「arrows」シリーズ。その現行モデルが「arrows M04」だ。スペックはミドルクラスで実売価格は3万円台前半だが、MVNOのセットモデルを中心に高い人気を誇る。

 ただ国産というだけでなく、防水・防塵対応でハンドソープでの洗浄も可能。さらにおサイフケータイやワンセグ(しかもアンテナ内蔵!)といった国内ユーザー向け機能をサポート。ステンレスフレームを採用して、MIL規格準拠のテストもクリアする堅牢性も持つ。ネットワーク面でもドコモ/auの両SIMに対応し、VoLTEも利用可能と、このあたりも日本メーカーならでは。

泡タイプのハンドソープで洗うこともできるので、清潔好きにはうれしい

 そのほかのスペックでは、HD解像度の5型液晶にクアッドコアのSnapdgoran 410、2GBメモリー、16GBストレージとワンランク落ちるのは確かだが、普段使いでは特に問題にはならないはず。シンプルなメニューやUIでの文字の大型化、迷惑電話対策機能など、スマホに詳しくない家族にも勧めやすい。なお、UQ mobile向けには3GBメモリー、32GBストレージに強化した「arrows M4 PREMIUM」を提供している。

カラバリはMVNO専売モデルを含めて計5色

 次回の3回目は2万円台の端末を紹介。台数的にはSIMフリースマホの中心となる価格帯だけに競争も激しく、各社ともに力が入ったモデルを用意している。最近では8コアCPUや指紋センサー搭載なども当たり前となり、少し前のキャリアの高性能スマホから乗り換えても、不満なく使えるモデルが多くなっている。選びがいがあるクラスなので次回の記事もお楽しみに!


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