無線LAN機能を内蔵した東芝のSDカード「FlashAir」を活用する、ユニークな同人ハードウェア「Airio Play」が店頭販売中だ。取り扱っているのは家電のケンちゃんで、価格は3500円。
FlashAirの可能性を追求したハードウェアで、FlashAirのGPIO(汎用I/O)を活用してHTMLゲームを動作させることが可能。無線LANでスマートフォンと接続し、ブラウザでゲームを実行。基板上のA/Bボタンと方向ボタンを使って操作できる。
JavaScriptなどを利用して制作したHTMLゲームに対応。ゲームのソースが保存されたFlashAirがサーバーとして機能し、スマートフォンと毎秒30フレームの通信を行なってスムーズなゲームプレイを可能にしている。「仕様上、斜め移動(方向ボタンの斜め押し)ができない」(開発者)のはご愛嬌だ。
基本的には自作したHTMLゲームを操作するためのハードウェアだが、本製品を手がけた余熱氏(サークルれすぽん)が製作した「ワンダーソラ」も公開中だ。
なお、FlashAir製品は、従来モデルの「W-02」や「W-03」のほか、近日リリース予定となっている最新版の「W-04」にも対応するとのこと。