シグマのミラーレス一眼「sd Quattro」で猫を撮ろうシリーズ第三弾は、望遠ズームレンズの登場。
望遠とはいえ、50-100mmの2倍ズーム。35mmフィルム換算すると、75-150mm相当。2倍ズームっていうとすごく倍率は低いんだけれども、その代わり、ズーム全域でF1.8とすごく明るいのだ。感覚的には単焦点レンズ。150mm相当でF1.8と思うとすごいレンズなのだ。
前回、猫の親子がいた場所。
ここもうちょっと猫がいましたよねと世話をしてるおっちゃんに聞くと、子猫ができて以来親が過敏になり、近くにいた猫が何匹か追い出されたんだそうな。
で、彼らがどこへ行ったのかというと、ここである。すぐ近く。歩いて数10秒。
なんだ、兄弟していい場所を見つけたじゃん。
狭い住宅街ではなく広々とした平和な河原なので猫的にはよい場所である。
ここ日が傾いてくるといい感じに日陰になるので、猫たちがそれを利用して思い思いにくつろいでいるのである。
上の写真は兄弟猫2匹をメインにしたかったので、上や下の段にいるほかの猫はカットしたんだけど、下の段にいた白黒猫の耳が見切れてしまいました。ああ。Photoshopで消すのもアレなのでそのまま残しておきます。
冒頭写真もここ。夏の猫って日陰を好むので(いや、猫に限らず人もそうなんだけど)晴れた日っぽい写真は撮りづらいのだが、青階段にいた猫がぐっと起きたとき顔に日差しが当たったのである。すかさずそこを狙ったという次第。
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