セガゲームス コンシューマー・オンライン カンパニーがサービス・運営を行なうオンラインRPG「ファンタシースターオンライン2」(以下、PSO2)の最新エピソードで、新たに惑星「地球」が追加された。地球の追加にちなんで、小林 幸子さんが地球親善大使に就任し、8月中旬のアップデートにてゲーム内ライブに登場する。
6月15日に、就任を記念した「PSO2『地球親善大使』就任式」が開催され、セガゲームス ファンタシースターオンライン2 シリーズプロデューサーの酒井 智史氏、小林 幸子さん、ゲーム内ライブで披露するオリジナル楽曲「ヨーコソ・アークス」を手掛けたビートまりおさんが登壇した。
地球親善大使は、小林 幸子さんしかいないと思った
酒井氏は、小林さんに地球親善大使をお願いした理由について「アークスと地球のみなさんをつなぐ地球親善大使には、私が子供のころから知っている歌手でニコニコ動画やコミケなどでも境界を越えた活躍をされている小林 幸子さんしかいないと企画当初から考えていました。これ以上ない適役だと思います」とコメント。
ビートまりおさんに楽曲を依頼した理由については「小林さんに歌っていただきたいという考えが先にあったのですが、小林さんとも面識があり、かつPSO2のヘビーユーザーでもあるということを知り、お願いしました。2人がタッグを組むと話題になるだろうと思いましたし、ビートまりおさんの手掛ける楽曲は、今回の企画にピッタリだなと感じたからです」と述べた。
要求は“ネオ演歌”
ビートまりおさんは、ヨーコソ・アークスについて「酒井さんからの要求は、“ネオ演歌”でアークと地球の絆を結ぶ応援歌をテーマに作ってほしいというものでした。いつも触れているPSO2の世界観を表現して、PSO2らしさを出すことも意識しました。作成の途中で酒井さんからはもっとこうしてほしいという要求もあり、いい曲に仕上がったと思います」とコメント。
また、小林さんがレコーディングについて「マリオさんはレコーディングのときはしつこいんです。収録後に毎回マリオさんは『幸子さん最高!』と言ってくれるんですが、その後違うパターンを何度も要求してくるんです。“悪幸子バージョン”とか。しかも何回か収録して、採用されたのは1回目に収録したものでしたし。でも、もちろんこだわりがあってのことで、結果思った通りのネオ演歌に仕上がったのでうれしいです」と愚痴をこぼすと、それに対しビートまりおさんは「さすがというか、こうしてほしいという要求に対してすべて想像以上の出来で返してくれるので、楽しくなってしまうんです」と返していた。
ゲーム内だからこそできる超ド派手な演出に注目!
就任式では、ヨーコソ・アークスをフルバージョンで披露。ライブでは、小林さんのキャラクターを中心に、背後に巨大な“メガ幸子”が現れたり、酒井氏が“フェニックス幸子”をイメージしたという台に乗って観客席を飛び回ったり、最終的にはフェニックス幸子に乗って空に消えて行ったりした。小林さんらしいド派手なライブ演出に、ゲーム内でしかできないような演出を加えることで、超ド派手なライブに仕上がっていた。
また楽曲には、PSO2をやりこんでいるビートマリオさんならではの、プレーヤーがニヤっとしてしまうネタも盛り込んであるとのことなので、そこにも注目してたのしんでほしい。
ビートまりおさん「セガってバカだなー」
最後に、ビートまりおさんは「PSO2は大好きな作品なので、最初にもらった依頼のメールにセガの酒井と書いてあってドキッとしました。今回の企画を聞いたとき、セガってバカだなーと思いました。もちろんいい意味ですけど。ヨーコソ・アークスは、素晴らしい映像とボーカルが合わさり、世代を超えて愛していただけるような曲になったと思います」と述べた。
小林さんは「ぜひゲームの中のライブの小林 幸子に会ってもらえたらなと思います」と挨拶。酒井氏は「PSO2はオンリーワンのゲームを目指しています。その1つが、今回のライブです。ぜひ8月中旬に予定しているアップデートを楽しみに待っていてもらいたいと思います」とコメントし、就任式を締めくくった。
PSO2は、Windows PC版、PlayStation 4版、PlayStation Vita版、スマートフォンアプリ版(ファンタシースターオンライン2 es)と、複数のプラットフォームで展開している。また、すべてのプラットフォームで無料でプレーできる(一部有料アイテムあり)ので、ぜひライブをゲーム内から鑑賞してみてほしい。
©SEGA
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