ソニーは5月26日、ハイレゾ対応の据え置き型ワイヤレススピーカー「SRS-ZR7」を発表した。6月11日発売予定で、予想実売価格は4万3000円前後。
192kHz/24bitのハイレゾ音源再生が可能。DSDの再生も可能だがPCM変換となる。スピーカーは中央に強磁力のサブウーファーを2台、左右にはサテライトスピーカーを配置。サブウーファーを2つにすることで2chに分離し、音の広がりを向上させている。
また、サテライトスピーカーはハイレゾ再生に最適な振動版を採用することで、スーパーツィーターなしで40kHzにまでに対応。抜けのいいボーカルや楽器音を表現できるという。
本体には新たにHDMI端子を装備し、テレビに接続することでテレビ用スピーカーとしても使用できる。
BluetoothはSBCとAAC、LDACに対応するほか、無線LANも内蔵しており「Google Cast」に対応する。また、6月に実施予定のアップデートにより、ネットワーク機能の「SongPal Link」が利用可能となり、複数のスピーカーで同一の音楽を再生できる「Wireless Multi-room」や、本機をサラウンド製品のワイヤレスリヤスピーカーとして利用できる「Wireless Surround」、本機2台でステレオ再生ができる「Wireless Stereo」が使えるようになる。
なお、本機はバッテリーを内蔵しておらず、AC接続による駆動となる。