ヤマト運輸(株)は10日、JR東日本の首都圏の駅に「オープン型宅配ロッカー」を6月中旬から順次設置し、駅を利用する顧客が通勤・通学時に荷物を受け取れる環境を整備すると発表した。
設置予定の主な駅は、JR池袋駅・川口駅・蕨駅・大井町駅・鶴見駅・藤沢駅・豊田駅・下総中山駅・幕張駅・東所沢駅。また、今後も山手線・京浜東北線・東海道線・中央線・埼京線・総武線などの各路線の駅への設置を検討する。
同社は再配達軽減の取り組みとして、オープン型宅配ロッカーのインフラ整備を開始。15年11月から首都圏の駅で実証実験を進め、1月28日には仏のネオポスト社と日本で宅配ロッカーのインフラ構築や運用を担う合弁会社を設立することで合意していた。