日本マイクロソフトは12月4日、データ暗号化技術に対応したワイヤレスキーボード3製品を発表。12月11日より発売する。
ワイヤレスキーボードは無線を傍受されれば入力した文字が原理的には復元可能という問題があり、とくにパスワードやクレジットカードなどの重要な情報が漏洩する危険性がある。
今回発売されるキーボードは、米国標準技術研究所(NIST)が作成した電子データ暗号化仕様「AES暗号化技術」に対応。各キーボードは製造段階で受信機と恒久的な関連付けが行なわれ、解読に必要なキーにもアクセスできないようにファームウェアが作られているため、個人ユーザーだけでなく法人でも安全に使用できる。
製品は2タイプ3製品。ベーシックな「Wireless Keyboard 850」は従来製品「同 800」をAES対応としたモデル。価格は3218円。850にマウスがセットとなった「Wireless Desktop 850」も用意され、価格は4298円。エルゴノミクスデザインの「Wireless Comfort Desktop 5050」は従来製品「同 5000」をAES対応としたもので、マウスとのセットモデルのみとなり、価格は8618円。いずれも対応機種はWindows 10/8/7、Mac OS X v10.4~10.7。