ニールセン(株)が25日発表した9月のスマートフォン視聴率情報「ニールセン・モバイル・ネットビュー」によると、1人あたりのスマートフォン月間利用時間のシェアは、アプリが78%、ブラウザは22%となり、1年前と比較してアプリの利用時間が3ポイント増加した。
スマートフォンの1人あたりの月間利用時間は、7月~9月で平均1時間49分と1年前より約4分増加した。アプリの利用時間は1時間28分で約6分増加し、逆にブラウザからの利用時間は23分で約2分減少した。スマホアプリ総利用時間のシェアランキングでは、1位が「LINE」でスマホアプリの総利用時間のうち約10%を占めた。「コミュニケーション」、「ソーシャルネットワーク」カテゴリーに属するアプリが5つランクインし、合計のシェアは27%。10位以降も加えると、これらのコミュニケーション系のアプリに費やされた時間は、スマホアプリ利用時間の約35%に上った。
また、34歳以下の総利用時間シェアのランキングでは、若い女性に人気の「Instagram」「メルカリ」がそれぞれ8位、9位にランクインし、世代によって利用時間の長いアプリが異なることがわかった。
