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重ステから現代まで! クルマのハンドルの進化を体験できるシミュレーター「SODA」

2015年10月15日 19時07分更新

文● 末岡大祐/ASCII.jp

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現在・過去・未来のハンドルが体験できる
ドライブシムが東京モーターショーに出展!

 自動車の必須装備である電動パワーステアリングを世界で初めて開発・量産に成功したジェイテクト。クルマの「走る」「曲がる」を支えてきた同社が、10月28日から11月8日まで東京ビッグサイトで開催される「東京モーターショー」に出展する。同ブース内で展示されるドライブシミュレーター「SODA」を、モーターショーに先がけて都内で発表した。

 SODAは自動車の「操舵」が由来のドライブシミュレーター。ゲーム「グランツーリスモ」のようなスピードを出すものではなく、自動車のハンドルが進化してきた歴史を1回の搭乗で体験できるというもの。

クルマの快適性に大きく影響したパワーステアリング。その進化を見てみよう

サムスン電子のGEAR VRを使ったコンテンツも。こちらはジェイテクトの伊賀テストコースを同乗走行できるというもの

 まずは過去、パワステになる前の何のアシストもついていないハンドルを操作する。いわゆる重ステだ。様々な制御がないぶん構造はシンプルだが、ハンドルを切るのにかなり力を入れなければならず、女性に厳しい装備だった。その後、同じルートをパワステありで走り、アシストの利便性を体感できる。

近未来的なコクピットに搭乗する

筐体はハンドル操作に反応してグリグリ動く

ドライバーズシートに座わったところ

 次に現在だが、最近導入している車種も多いレーンキープアシストで走ることになる。ホワイトラインに近づくと、自動的に車線中央に戻るようにしてくれるこのシステムで、安全性が向上したことを体感する。

近未来の技術、自動運転を一足お先に体験できる。勝手にクルマが動くという、ちょっと不思議な気分を味わえる

 そして最後に未来。同社が考える自動運転と安全をさらに向上させる制御技術を体験できる。ハンドルも持たず、アクセルも踏まずに、目の前に現れた障害物を避けるというデモンストレーションだ。

過去、パワステなし

現在、レーンキープアシスト

未来、自動運転

 1回につき所要時間は約3分。モーターショーに行くなら、ぜひ体験してみよう!

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