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日本未対応のiPhoneの「News」アプリを一足先に試してみるテク

2015年09月27日 17時00分更新

文● らいら(@lyrahm) 編集● ASCII.jp

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 アップルは17日(現地時間)にiOS 9の配信を開始した。iOS 9のリリースノートには「新しいNews App」の追加が表記されてあるが、アップデートしてもアプリが見つからず、戸惑った人もいるだろう。

iOS 9の新しいアプリ「News」

 実はこの「News」アプリは現在のところ、アメリカ/イギリス/オーストラリアの3ヵ国にしか対応しておらず、日本ではまだ使うことができない。おいおい日本版もリリースされるかもしれないが、楽しみにしていた人はがっかりだ。

 しかしiOSの地域設定を変えることで、「News」アプリを試すこと自体は可能だ。まず「設定」から「一般」を開き、「言語と地域」にある「書式」項目の「地域」を選択。「アメリカ合衆国」にチェックし「完了」をタップすると、地域がアメリカに設定される。

イギリスやオーストラリアでもよいのだろうが、今回は例としてアメリカを設定する

 ホーム画面に戻ると「News」アプリが新たに追加される(もし見当たらなければ再起動する)。起動して「Get Started」をタップすると、アメリカの大手新聞社から人気ブログメディアまでずらっと一覧で表示された。ここからフィードで閲覧したいメディアをいくつか選び、「Continue」で次の画面へ。

下にスクロールすることで次々と媒体が表示される

 メールでの配信が必要であればサインアップし、不要であれば「Not Now」を選択すると設定完了だ。

お試しであれば「Not Now」でスキップして構わない

 設定後に表示されるメイン画面下部には「For You」などの5つのタブがあり、それぞれ以下の操作が可能だ。

For You:「Favorite」をもとに自分好みにキュレーションされたニュースが一覧で表示される

Favorite:「For You」フィードに表示する配信メディア&トピックス一覧。「Edit」で不要なものを削除できる

Explore:「News」アプリで配信されているメディア&トピックス一覧。数が多すぎて選べないときは、ユーザーの好みに合わせて提案された「おすすめのチャンネル」「おすすめのトピックス」をチェック

「ビジネス」「トラベル」などカテゴリごとに媒体を探すことが可能

Search:任意の単語で記事を検索できる

Saved:しおりをつけて保存した記事や閲覧履歴が記録される

 Newsアプリは海外版のため、一覧で表示される記事は当然ながらすべて英語だ。しかしわからない単語を長押しするかダブルタップして「Define」を押せば、iOS内蔵辞書を呼び出して単語の意味を簡単に調べられるのでぜひ活用したいところ。

「Manage」で英英辞書やイギリス英語などを追加しておけば、学習にも役立つ

 25日に発売されたiPhone 6s/6s Plusでは、iOS 9がプリインストールされている。iPhone 6sを購入したら、「News」アプリも試してみてはどうだろうか。


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