米マイクロソフトは現地時間7月17日、インターネット上にアップロードされた違法画像を発見するツール「PhotoDNA」のクラウド版を無償提供すると発表した。
PhotoDNAは、画像のハッシュ値とデータベース化された膨大な違法画像を照応することで違法画像を発見する技術。多少の画像処理やサイズ変更などではハッシュ値が変わらないため、高精度な画像検出が可能となっている。
同ツールはマイクロソフトが提供するサービスのほか、FacebookやGoogleのサービスでも利用されてきたが、今回の一般公開により、さらに小規模な写真共有サービスなどにおいても、児童ポルノなどの違法画像摘発を促進する見込みだ。