AWAは6月16日、サブスクリプション型(定額制)音楽配信サービス「AWA」のiOSアプリをバージョン1.0.2にアップグレード。Apple TVでのAirPlay対応や、音源の音量調整機能、スリープタイマー機能を追加した。
AVAはエイベックス・デジタルとサイバーエージェントの共同出資による新会社。提供開始時点で国内外23社のレーベルが参加し、洋楽・邦楽ともに多彩なジャンルを取りそろえ、5月27日の提供開始から3日でiOSアプリストアの総合ランキングの無料カテゴリで1位を獲得。2週間でダウンロード数が100万を突破している。
提供プランとしては、無制限でプレイリスト試聴とラジオ視聴が可能な月額360円のLite Plan、追加ででオンデマンド試聴やプレイリストの作成・公開が可能な月額1080円のPremium Planを用意。なお、3ヵ月間はPlemium Planの機能を利用できる無料お試し期間を用意している。
アプリはiOS/Androidともに提供しているが、今回のアップデートはiOS版に関するもの。今秋にはPC版やタブレット版、車載端末などの対応デバイス拡充も行う予定。
加えて、7月にはFacebookやTwitterといったSNS上で曲やプレイリストをシェアできるソーシャル機能、8月下旬には、POPやR&Bなどジャンルごとに人気プレイリストを作成しているユーザーをランキングで紹介、9月にはオフライン環境での再生機能など、追加機能を多数予定している。
すでに海外では人気を博している「Spotify」、アメリカで6月30日からサービス開始する「Apple Music」、日本で6月11日にスタートし2日間で累計楽曲再生数は1200万回を超えたと発表した「LINE MUSIC」など、定額制音楽配信の動向に注目が集まっている。