2画面スマートウォッチにプロジェクタースマホ
レノボが未来すぎるガジェットを発表!
レノボは5月28日、北京市内のイベント会場でプライベートイベント“Lenovo Tech World”を開催した。同社初のグローバルイベントということもあり、世界中からプレスやファンが集まり、合計で3800人以上が会場に詰めかけた。
DJのプレイで会場が盛り上がったところで、レノボのヤン・ヤンチン会長兼CEOが登壇。スマートウォッチのコンセプトモデル「Magic View」やプロジェクター機能付きのスマートフォン「Smart Cast」。そしてスマホと連動させていろいろと表示させることができる「Smart Shoes」といったIoTデバイスを紹介した。
端末に関してはのちほど展示機の写真を紹介する。
マイクロソフトのナデラCEOも登壇
キーノートには、レノボの幹部に加え、ゲストとしてインテル CEOのブライアン・クルザニッチ氏、マイクロソフト CEOのサティヤ・ナデラ氏、バイドゥ CEOのロビン・リー氏らも登場し、会場を盛り上げた。
こうした業界関係者だけでなく、超大物ゲストとして中国の国民的女優である范 冰冰(ファン・ビンビン)さん、そして中国が誇る世界的なピアニスト・Lang Lang(ラン・ラン)さんも登場した。
范さんには名前入りの「Moto X」をプレゼント。Lang LangさんはSmart Castのプロジェクター機能を使ってテーブルに照射されたピアノを弾いたり、楽譜代わりに使ったりと、デモンストレーションを行なった。さらにNBAのスター選手であるシェーン・バティエ選手も奨励に訪れ、会場の興奮は一気にピークとなった。
すでに発表済みだが、レノボはカメラ機能を強化したスマホ「VIBE Shot」を改めて紹介したり、Windows 10を搭載した10.1型のビジネス向けタブレット「ThinkPad 10」、Windows 10のCortanaと連携してクラウド上でファイル検索ができるサービス「REACHit」などなど、実に多種多様な製品やサービスを展開させる。
すでにお伝えしている通り(関連記事)、レノボはパソコンだけの企業でなく、スマホやタブレットなどのモバイルデバイス、エンタープライズ製品やIoTなどを含んだ、総合メーカーに生まれ変わっていこうとしている。基調講演もそれを強くアピールしたものとなっていた。