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松村太郎の「西海岸から見る"it"トレンド」 ― 第67回

Apple Watchは文字盤とケースをもっと増やすべき

2015年05月27日 10時00分更新

文● 松村太郎(@taromatsumura) 編集● ASCII.jp

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Apple Watch。平日は「ユーティリティ」というアナログの文字盤と3つのモジュールを設定できるデザインを使っています。休日は「クロノグラフ」、ジョギング時は「特大」。それにしても「特大」って……

 Apple Watchをし始めて1ヶ月がたちました。デスクで原稿を書いている時も、左腕には腕時計を装着しています。

 この原稿を書いているのは、メモリアルデーで祝日となる月曜日の16:50。午後になって2本目の原稿で、座り続けて原稿を書いていた筆者に、Apple Watchは「スタンドの時間です」と知らせてくれました。

 いそいそと立ち上がって、コーヒーを淹れがてら、10分間のブレイク。すると、スタンドの円グラフは12分の1の角度だけ伸び、毎時間立ち上がったことを褒める通知を送ってきます。休憩して褒められる、というのはなんだか不思議な気分ですね。

 以前はデスクにいてもiPhoneの画面が常に気になっていましたが、iPhoneを握っていない時間、iPhoneをポケットに入れていない時間が本当に増えました。もちろんiPhoneがなければApple Watchの大半の役割は期待できないため、身近になければなりません。

 ただ、iPhoneがすべてではない、という至極当たり前なことに気づかせてくれる、目を覚ましてくれる、そんな役割もあるのかな、と思いました。

文字盤は、これという決め手がない

 Apple Watchには、カスタマイズ可能な文字盤が用意されています。いくつかのスタイルのアナログ時計、暦を意識したシリーズ、ミッキーマウスの腕が針になっているアナログ時計などがあります。朝、好きな文字盤を選んで過ごす事もできるわけです。

 また時計にはいくつかの「モジュール」を配置することができます。

 アラームやタイマー、日付といった時計の機能のほかに、次のスケジュール、天気、日の出日の入り、月の満ち欠け、世界時計、株価、アクティビティなど、Apple Watchに元々ある機能を配置し、文字盤を表示させたときにすぐに確認でき、タップすればその機能が起動するショートカットになります。

 同じ文字盤でも、モジュールのカスタマイズごとに複数保存しておくことができます。

 初期状態では9種類の文字盤が用意されており、モジュールや色などのカスタマイズが可能です。ただ、これだけ自由にカスタマイズできるからでしょうか、正直、今現在用意されている文字盤はどれも飽きてしまいました。

文字盤のデザインやカスタマイズ性は、もう少し自由度があっても良いのではないか。Apple Watchを1ヵ月使った感想です。デザイナーやブランドに文字盤のデザイン作りが解放されてもおもしろいと思います

変更できない文字盤を選ぶ、今までの腕時計

 筆者が持っているアナログ時計に、ドイツのパイロットが立ち上げた新興時計ブランド、Sinn(ジン)の時計があります。

 その中でもU1は、ドイツ最新鋭の潜水艦Uボート・スチールを使い、そこまでゴツくはないものの1000メートルまで潜れるのがウリです。機能やストーリー面もさることながら、シンプルなアナログ時計に、スクエアで赤いアクセントがある針が気に入っています。

 同じメーカーの中でも数々のスタイルの針が用意されていて、白いもの、黒いもの、アクセントカラーが配されているものなど多彩です。その中から1本を選んで楽しんでいます。毎朝文字盤を選ぶApple Watchとは、少し楽しみ方が異なります。

 カスタマイズできるのであれば、完璧に好みを追究できるカスタマイズ性を備えて欲しい、というのが、1ヵ月使っての要望です。

 クロノグラフは文字盤を黒から群青、白へと変更でき、白い文字盤も気に入っています。ただ、針はいわゆる「ペンシル針」以外は選べません。

 しかし時計の針にも、「バー針」(四角い針)、「リーフ針」(葉のような形状)、「ドルフィン針」(万年筆のように尖った針)などの形があり、ブランドの名を冠した「プレゲ針」のようなものまであります。

 もちろん、Apple Watchは腕時計ながら、過去の腕時計の歴史にとらわれすぎる必要はありません。とはいえ、高精細なRetinaディスプレイでアナログ時計を再現してしまったのなら、もう少しカスタマイズでこだわりを見せた方が良いのではないか、と思いました。


(次ページでは、「ケースのバリエーションも、増えると良いですね」)

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