「弱めの水流でぬるま湯を出し、デジタルクラウンを10〜15秒さらします」
Apple Watchは水洗いOK? アップルがクリーニング方法を公開
2015年05月07日 17時20分更新
発売から1週間が経ったApple Watchだが、使用感とともにたびたび話題にされるのはその防水性能だ。ネット上には水にひたしてみた実験動画なども多数公開されているが、アップルでは、「Apple Watchは防沫性能と耐水性能を備えていますが、防水性能はありません」「Apple Watchを水に浸すことは推奨しません」「IEC規格60529にもとづくIPX7等級の耐水性能があります」としている。
ところが、5月5日にアップルが公開した「Apple Watch のデジタルクラウンに問題がある場合」というサポートページでは、デジタルクラウンの調子が悪くなった場合に、流水で洗浄することを推奨する表記がある。以下は該当ページからの引用である。
デジタルクラウンの周辺に埃やローションなどの物質が見られる場合は、以下の手順にそって清掃します
- 1.Apple Watch の電源を切り、充電器から外します。
- 2.レザーバンドをお使いの場合は、Apple Watch から取り外します。
- 3.蛇口から弱めの水流でぬるま湯を出し、その下にデジタルクラウンを10〜15秒さらします。石鹸や洗剤は使わないでください。
- 4.デジタルクラウンと筐体の狭いすき間を水で流しながら、デジタルクラウンを回したり押したりする動作を続けます。
- 5.Apple Watch を糸くずの出ない柔らかいクリーニングクロスで拭いて乾かします。
「Apple Watch のデジタルクラウンに問題がある場合」より
あくまでもデジタルクラウンの調子が悪くなった際の対処法として解説しているものなので、流水に積極的にさらすことは避けた方が無難かもしれないが、IPX7等級ということで、それなりの耐水性は期待してもよさそうだ。