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独メディア、Google に「降伏」 検索結果に再び抜粋を表示するよう要請

文●渡辺隆広/SEMリサーチ

2014年10月29日 12時59分更新

記事提供:SEMリサーチ

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2014年10月、Google が検索結果画面でドイツ新聞社や雑誌社の Webページの抜粋(スニペット)を表示しない決定をしてから2週間ほどが経過した23日、のしかかる強力な経済的圧力に屈してスニペットを元通り検索結果に表示するよう、VG Media が Google に「要請」する事態となった。

VG Media の声明によると、Google がドイツメディアの抜粋を検索結果から削除した後、検索トラフィックが大幅に下落し、会社存続の危機にかかわるほど深刻な経済的損失が発生しているという。

VG Meidia に加盟する200以上のドイツの出版社は、検索結果に抜粋を掲載することで間接的・直接的に得ている売上の最大11%を支払うよう求めていた(参照:グーグル、検索結果にドイツWebメディアの抜粋表示を停止、民事訴訟受けて)が、Google が抜粋を非表示にするという対応を取ったことで自分の首を絞める結果となった。同社はこの論争において「我々は出版社に価値あるトラフィックを流している」と反論していたが、この主張の正しさが証明されたともいえるだろう。抜粋再表示要請にあたり、VG Media は掲載料などの対価を Google に求めていない。

ただし VG Media は Google との闘争をあきらめているわけではなく、来年にも最終結論が出る ドイツ特許商標庁(German Patent and Trademark office)の判断まで一時休戦としたい意向だ。

VG Media
https://www.vg-media.de/


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Google は VG Media 加盟メディアに対して、検索結果に掲載するか、権利を守るために外すかの選択を与えたのですが、 VG Media は「掲載する」を選択したうえで訴訟起こしてるんですよね…。

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