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「イオンスマホ」第3弾は格安でLTEの高速通信に対応

2014年09月01日 13時42分更新

文● 加藤 宏之(HEW)/アスキークラウド

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 異業種からのスマホ参入、格安スマホ販売で話題を集めたイオン。4月に限定台数8000台で第1弾、7月に限定台数8万台で第2弾の3G「イオンスマホ」を販売してきたが、このたび第3弾を発表。今回は限定台数が3万台で、LTEの高速通信に対応する。2日から予約受付を開始し、5日から発売する

 第1弾と第2弾は、「スマホは持ちたいけれど、高い料金が気になる」というニーズに応えたもの。通信料金と本体代金あわせた月額(税抜)が、第1弾は2980円~、第2弾は1980円~の安さで提供。節約志向の強いG.G世代(55歳以上のグランド・ジェネレーション)や主婦層の初めてスマホを持つユーザーから支持を得た。

TCT Mobile Limited製ALCATEL ONETOUCHの「IDOL 2 S」(本体カラーが左からホワイト/ネイビー/ブラウン)
TCT Mobile Limited製ALCATEL ONETOUCHの「IDOL 2 S」(本体カラーが左からホワイト/ネイビー/ブラウン)

 今回の第3弾は、スマホのメインユーザーである若い世代から寄せられた「LTEで通信費を抑えたスマホが欲しい」という声に応えたもの。LTEの高速通信と2GBの通信容量で月額2980円(税込3218円)~とした。

 端末はTCT Mobile Limitedの「ALCATEL ONETOUCH IDOL 2 S」で、ディスプレイサイズは5インチ、OSはAndroid 4.3。通話・通信サービスは「BIGLOBE LTE・3G」ライト S プラン(音声通話オプション料含む)で、LTEの150Mbpsに対応する。本体カラーはホワイト/ネイビー/ブラウンの3色をラインナップ。

 第1弾と第2弾では、“格安”という切り口で新たなスマホユーザーを掘り起こした。今回の第3弾はLTEの高速通信に対応することで、すでにスマホを持つ若いユーザーの買い替え需要を喚起する狙いもうかがえる。こうしてイオンがスマホ市場を活性化させることで、どのような影響が表れるか注視したい。

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