NECパーソナルコンピュータは1月15日、古いPCから新しいPCに買い換える際に設定やデータを移行する「PC引越しサービス」を発表した。サービス提供期間は2月4日から9月30日まで。
PC引越しサービスは、訪問サポート/取引サポート/電話・リモートサポートの3種類を都合に合わせて選択できる。サービス対象は、移行元PCのOSがWindows XP 以降の製品で、他社製も含む。移行先のPCは、Windows 8.1 を搭載する「LaVie」「VALUESTAR」だ。
移行可能なデータは、はがきソフトの住所録をはじめ、Outlook Express/Outlookのメールデータやアドレス帳など。Internet Explorer のお気に入り、スタートページ、Windowsの壁紙やデスクトップなどの環境、マイドキュメントやデスクトップのファイルなど。
訪問サポートは、サポートスタッフが自宅を訪問し、設定やデータの引越し開始までの操作をするサービスだ。価格は1万8900円。取引サポートは、新PCと旧PCを送り、移行作業完了後に送り返すサービスだ。価格は1万500円(往復の送料は別途必要)。電話・リモートサポートは、サポートスタッフとの通話に加え、PCをリモート操作してデータを移行するサービスだ。本サービスはオンライン自動バックアップ(月額サービス)とのセットで提供する。価格は、契約開始月が1万2600円で、翌月以降が月額525円。
また、同社は1月14日に発表したすべての春モデルパソコンに、Windows XPからの乗り換え方を説明する動画や、「ファイナルパソコンデータ引越し 9 plus for NEC」などスムーズな乗り換えのための機能を提供している。