外ではヘッドホンやイヤホンで音楽を聴くのが当たり前。だから自宅では気分を変えて、ちょっといいスピーカーで音楽を聴いてみたい。そんなユーザーにお勧めなのがEMI Music Japanがプロデュースする「国産ハンドメイドマイクロオーディオ」。デスクトップにちょうどいい大きさで、スピーカー再生の醍醐味を感じられる逸品だ。
青森ひば製スピーカー&専用ベース
&スーパーマイクロアンプスペシャルセット
「nature121E」は、天然青森ひば集成材による、外観も響きも美しい筐体が印象的なスピーカー。内部には、通常は音の余計な響きを抑え込む吸音材が配されるが、本機はそれを使わずに、まさに匠の技で響きを調整する。そして音を生み出す心臓部であるドライバーの振動板はマグネシウム合金製。空気を揺らして音を生み出す振動板の素材には、正確な動作のために軽量かつ高剛性が求められるが、マグネシウム合金はその条件を満たす素材だ。
「SM-P1E」は、手のひらサイズの筐体を厚みのあるアルミ材で構成した実に頑強なアンプ。不要な振動を生み出さないことが音質向上につながっている。シンプルな回路を高品質のパーツで組み上げる純度の高い内部構成も、音質に貢献しているポイントだ。
●アンプ:SM-P1E ●スピーカー:nature121E ●スピーカーケーブル 1m 1セット(セット特典) ●スピーカーベース 1セット(セット特典)
【価格】11万6800円(税込)
【URL】http://shop.emimusic.jp/sp/50th-audio/
毎日の音楽をよりよい音に
立体的な音場がスピーカーの魅力
いまや音楽を楽しむ環境の主流はイヤホンやヘッドホン。外の音をある程度遮断してくれて、細かな音も聞き取りやすく、音楽を十分に楽しめる環境と言えるだろう。しかし本格的なスピーカーでの音楽再生には、それとはまた異なる魅力がある。最も大きなポイントは音の立体感だ。
耳を挟み込んで音楽を送り込むヘッドホンでは、音の前後の距離感は描き出せない。対してスピーカーは、音の大小強弱で距離感を再現できる。ドラムスが奥に配置されてその手前にボーカルの姿が浮かび上がるような、立体的でリアルな「音場」は、楽曲のよさをさらに引き出してくれる。
機器の接続にはステレオヘッドホン端子
「マイクロオーディオ」は、スピーカーとアンプが組み合わさった製品。Macなどからの音声信号をアンプで増幅し、スピーカーに送り込んで音を鳴らす。
例えばMacとアンプを接続する方法は実に簡単。片側がステレオヘッドホン端子で、もう片側が赤白のRCAピンのケーブル(RCA/3.5mmステレオミニ変換ケーブル)を用意しよう。あとはMacのヘッドホン端子とアンプのライン入力端子を接続するだけだ。さらに、音を柔らかく表現できるマイクロオーディオは、圧縮されたデジタル音源との相性がいい。iPhoneなどの音楽を、よりよい音で楽しめる。
スピーカーに音を飛ばす
AirPlayでケーブルの接続は不要
帰宅のたびにiPhoneに変換ケーブルを差すのは面倒だし、Macにケーブルがつながりっぱなしというのは美しくない。そこで活躍するのが「AirPlay」。iPhoneの「ミュージック」アプリやMacのiTunesに搭載されている、ネットワーク経由の無線音楽再生機能だ。
アップルの無線LANルーター「AirMac Express」には、ヘッドホン端子と同形状の端子が搭載されているので、変換ケーブルでアンプと接続すればいい。出力先をAirMac Expressに切り替えるだけで、ワイヤレスでスピーカーから音楽を再生できる。
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MacPeople & ASCII.jp掲載記念!
EMI Music Japan SHOPにて「青森ひば製スピーカー&スーパーマイクロアンプスペシャルセット」を10台限定で販売します!!
http://shop.emimusic.jp/sp/50th-audio/