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ゲストが「ARROWS Tab」のキーボードを大絶賛

富士通「ARROWS」ブランドで国内トップシェアを目指す!

2011年09月21日 19時22分更新

文● ASCII.jp編集部

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NTTドコモの「ARROWS Tab LTE F-01D」

 富士通は、スマートフォンやタブレットの新ブランド「ARROWS」についての発表会を開催し、説明を行なった。

 最初に登壇した同社執行役員副社長の佐相秀幸氏は、スマートフォン市場についてMM総研のデータを引用し、「2011年に1980万台、2015年には3056万台になる」と発言。同社に関しては「(スマホやタブレット、携帯電話を含めて)2011年に700万台」という目標を掲げ「近々に国内トップシェアを目指す」とした。

富士通の登壇者。左から高田克美氏、佐相秀幸氏、大谷信雄氏

富士通の登壇者。左から高田克美氏、佐相秀幸氏、大谷信雄氏

 続いて登壇した執行役員常務の大谷信雄氏は、「ARROWS」の意味について「市場のリードやスピード感、先進性、指標」といった思いを込めたものと説明。その上で「日本勢のスマートフォンは遅れをとったが、これからしっかり立ち上げていきたい」と語った。

「ARROWS」は文字通り「矢」のイメージ

「ARROWS」は文字通り「矢」のイメージ

富士通のスマートフォン開発のスタンス

富士通のスマートフォン開発のスタンス

 モバイル事業本部部長の高田克美氏は、同社のスマートフォン開発についてのスタンスを説明。土台として基本性能を支えるスペックがあり、その上に見やすい画面やストレスを感じない操作感などの“ヒューマンセントリック”、さらにその上にユーザーの嗜好や利用シーンに合わせたラインナップの充実、という3つの要素に重点を置いていると述べた。

 そして、その第一弾製品となる「ARROWS Tab LTE F-01D」(NTTドコモ)について説明。スペックの面では、下り最大37.5Mbpsという高速な通信が可能な「Xi」回線を採用し、CPUにはデュアルコアの「OMAP4」を搭載するなど高性能であることをアピール。

 また、10.1型の大画面に加えてモバイル機器向け高音質化技術「Dolby Mobile V3」を採用した音声再生機能を搭載。DTCP-IP対応のホームネットワーク機能(DLNA)を実装するほか、ビデオ・オン・デマンドサービスとして「ひかりTV」(NTTぷらら)と「TSUTAYA TV」(TSUTAYA TV)が利用できるアプリをプレインストールする。

ひかりTVはストリーミング型のサービスを展開

ひかりTVはストリーミング型のサービスを展開

TSUTAYA TVはダウンロード型のサービスを提供する

 加えてワンセグも内蔵しており、テレビの視聴も可能。本機は防水仕様になっており、お風呂やキッチンなどでもテレビや動画を楽しめる。

防水なので水中でも問題なく動作する

防水なので水中でも問題なく動作する

風呂場などでは濡れた手で触らなくてもジェスチャーで操作できる

風呂場などでは濡れた手で触らなくてもジェスチャーで操作できる

 ただし濡れた手で画面にタッチして水滴が付くと、タッチセンサーの感度が落ちる場合がある。そのため、F-01Dは本体カメラに手をかざし、ジェスチャーをすることで画面を操作できる機能を搭載。ヒューマンセントリックの一例だ。

ARROWS Tab LTE F-01D
ディスプレー 10.1型液晶
画面解像度 1280×800ドット
サイズ 262×181×11.3mm
重量 約597g
OS Android 3.2
カメラ画素数 リア510万画素、フロント130万画素
バッテリー容量 6560mAh
テザリング
ワンセグ
防水
spモード
発売時期 10月中旬

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