独自ドメインメールを活用する
Google Appsの設定が終わったら、管理者アカウントのメールはすでに使えるようになっている。まずはユーザーを追加してみよう。無料のStandard Editionでは、50個までのメールアカウントを作成できる。SOHOや小規模の企業なら十分まかなえる数だ。
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| ダッシュボードを開いたら、「ユーザーを追加」(赤枠内)をクリック | アカウント名を入力し、パスワードを確認したら作成される。この画面からメールでアカウント情報を通知することも可能だ |
独自ドメインなので、ユーザー名は普通の名前でも確実に取得できる。家族やサークルのメンバーなどに渡すなら、メールで通知すればいい。ユーザーには、仮パスワードが発行されるので、後で変更してもらおう。
作成したメールは、Gmailと同じように利用できる。ウェブメールは「http://mail.独自ドメイン」でアクセスしたり、パソコンやスマートフォンなどで、POP/IMAPメールとして利用することも可能だ。無料のメールアドレスでは登録できないウェブサービスも多いが、独自ドメインのメールアドレスなら、たとえGmailを使っていても問題なし。名刺にも堂々と載せられる。
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| 独自ドメインのウェブメールにログイン。上にはドメイン名で「へようこそ」と出ている | 操作方法は普通のGmailとまったく同じ |
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| 普通のメールソフトで送受信するなら、「設定」→「メール転送とPOP/IMAP」で設定 | このようにメールソフトでも送受信できる |
大量のアカウントや大容量を使うなら
レンタルサーバーを活用しよう
メールアカウントを50個以上利用したかったり、メールボックスの容量を増やしたいなら、Google AppsのPremium Editionにアップグレードしよう。アカウントは無制限に作成でき、メールボックスの容量は25GBまで増量される。価格は1アカウントあたり年間6000円となる。
![]() | Google Apps Premium Editionの詳細 |
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独自ドメインでウェブサイトやブログを構築するなら、レンタルサーバーを使うといいだろう。レンタルサーバーを提供している業者は多数あり、年間数百円~3000円程度で、数GBのディスクスペースを利用できる。
筆者が利用しているABELENETの「パーソナルスイート」コースでは、月々875円(年払い)で、10GBのディスクスペースと2GBのメールボックスが利用できる。メールボックスはGmailよりも少なく、IMAPメールを使えないのが残念だが、アカウントは無制限に作成できる。「WordPress」というブログ作成ツールを簡単にインストールできるのも魅力だ。もちろんFTPも利用でき、ウェブサイトの構築もできる。
![]() | ABLENETのメール管理ツール。無制限にアカウントを作成でき、メーリングリスト機能も用意されている |
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ウェブサイトやブログを自分で構築するためにレンタルサーバーと独自ドメインを運用している場合でも、メール機能のみをGmailに移せる。レンタルサーバーのメール機能がGmailに比べて貧弱なら、設定にチャレンジしてみよう。もちろんGoogle Apps Standard Editionを利用するなら、追加料金はなしだ。
レジストラ(今回はeNom)の設定画面で、「MXレコード」(MX Records)を変更すればいい。レジストラごとの設定は、Google Appsの「サービスの設定」→「メール」→「メールを有効にする手順」→「MXレコードを変更」で確認できる。
![]() | メール機能だけGmailを利用するには、レジストラに登録されている独自ドメインのMXレコードを変更する |
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独自ドメインの取得は、早い者勝ちだ。まだ、目当てのドメインが残っているうちに、取っておくことをお勧めする。
筆者紹介─柳谷智宣
1972年生まれ。ネットブックからワークステーションまで、日々ありとあらゆる新製品を扱っているITライター。現在使っているノートパソコンは、東芝のSS RXとMac。とはいえ、1年以上前の製品なので、買い換えを思案中。日経パソコンオンラインで「ビジネスパソコンテストルーム」、週刊SPA!で「デジペディア」を連載するほか、パソコンやIT関連の特集や連載、単行本を多数手がける。近著に「仕事が3倍速くなるケータイ電話秒速スゴ技」(講談社)、「PDFビジネス徹底活用技」(技術評論社)、「Linkedln人脈活用術」(東洋経済新報社、共著)。
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