アイドルグループ「AKB48」でチームBに所属して活躍する北原里英さんが、BS12 TwellV(トゥエルビ)で8月13日から始まるアニメ「学校のコワイうわさ 新・花子さんがきた!!」で初めて声優に挑戦することが決定。3日に都内で記者会見が行なわれた。
竹書房刊「学校のコワイうわさ――」は、累計150万部を誇る児童ホラー文学。1994年に全35話でアニメ化され、当時の小学生を中心に都市伝説ブームを起こした。再びアニメ化されるにあたって、主人公の花子さんは前作に引き続いてマユタンさん、新たにナレーション担当として舞台役者の篠井英介さん、そしてマスコットの「ホワホワ」役に北原さんが起用される。
会見には、自分が担当することになる白いホワホワのぬいぐるみを手にして登場した北原さん。AKB48でもハスキーボイスで知られるが、声優としてはどうなのだろうか……?
――まずは、声優の仕事がきたということについての感想は?
【北原里英】私の残念ボイス、残念滑舌で申し訳ないけれど……。やるからには滑舌よく、はっきりとしゃべりたいと思いました。
――ホワホワというのは、どんなキャラクターですか?
【北原里英】花子さんの親友で一応、妖怪。まだ謎に包まれていたほうがいいと思うのですが、いいヤツです(笑)。
――うまく声優をできたと思いますか?
【北原里英】思った以上に難しくて、言葉が追いつかなくて画面が切り替わっちゃったりもしましたね。でも、声に関してはホワホワは男の子という設定なので、私の低い声でも十分通用したと思います。監督さんと相談してやったつもりですが、声自体は普段と同じかも。
――作品はホラーですが、どれくらい怖いですか?
【北原里英】ストーリーの最後のほうになると、トイレに行きたくなくなるレベルで怖くなります。
――これからも声優の仕事がきたらやってみたいですか?
【北原里英】今日やってみて、また新しい自分を見せられたと思うんですよ。だから、また機会があれば声優をやりたいです。子どもから人気が出たら嬉しいな~。
というわけで、取材自体はノリノリ。北原さんくらいの世代だと、小さい頃にアニメを見ているので「学校のコワイうわさ――」はとても有名とのこと。AKB48のメンバーには声優をやるという話をそれほど話していなかったみたいだが、宮澤佐江さんには「有名な作品なのですごいね」と言われたそうである。
13日からの放送に合わせて、公式サイトや携帯、ブログ、YouTubeを連動させていくという。再び花子さんブームが来るか?
(C)森京詞姫/竹書房 「学校のコワイうわさ 新・花子さんがきた!!」製作委員会
(写真特集ページへ続く)