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カスタマイズの魅力をドドーンと公開

私が日本初Androidケータイを買った理由(後編)

2009年08月24日 10時00分更新

文● ASCII.jp編集部

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インタビューに応じていただいた近藤さん(左)と筧さん(右)

 HT-03Aの購入者に聞く、使ったからこそ分かる「Androidの魅力」。後編では、Googleサービスとの連携や実際のカスタマイズ例、実際の使用感などを紹介していく。



Googleサービスとの連携


── HT-03Aは、Googleが開発に関わったOSだけあって、Googleの一連のサービスとの連携が強く意識されています。GmailやGoogle カレンダーには専用アプリが用意されていて、バックグラウンドでウェブサービスと同期を取ってくれます。

HT-03AでGoogle トークのチャット機能を利用できる「チャット」

 パソコンで普段使っているサービスをそのまま外出先でも使えますし、Gmailにメールが届くとその旨が自動的に通知されます。このあたりをどう考えますか?

近藤 GmailやGoogle カレンダー、あとはGoogle マップが便利というのはもちろんですし、Googleサービスとの連携はとても快適でAndroidならではだなと感じる部分があります。でも使ってみて、これはすさまじく便利だなと思えたのは「チャット」(Google トーク)ですね。

 これもバックグラウンドで起動しておいて、返事が来たら通知させられます。現在つながっている人の一覧はパソコン版と同じように分かるので、ちょっと話を聞きたいんだけど電話するほどではないときに使ったりします。もちろん自宅とか学校で話していた環境がシームレスにつながるんで、作業を中断して外出先でも、投げておいた質問の答えが確認できます。切り替わった瞬間を意識せずに使えるというのは利点ですね。

知人からメッセージが入った際には、上部の通知領域にプッシュ的にメッセージが表示される


ブラウザはもっと評価されていい


── ブラウザの使い勝手についてはどうでしょうか。

ブラウザでウェブページを1画面に収まるよう縮小表示したところ。虫めがねのように一部分だけを拡大できる

近藤 Androidが「マルチタッチ」に対応してない点に賛否両論あるみたいですが、よく考えてみるとパソコンでもケータイでも(マウスなどポインティングデバイスを含めて)、90%以上のOSはマルチタッチを想定してない。

 安定して動くかどうかも分からない。そこで最初からOSの機能として入れるのは止めたんじゃないでしょうか。

 実際にアプリケーションを作る立場からしてみると、例えばゲームでマルチタッチをサポートするのって意外に大変なんです。狭い画面を占有する上に、指の動作範囲をうまく取れなかったりするためです。

 2本の指が若干ズレて押されたとき、1本の指が別の場所に移動したのか、それとも2本が同時に押されたかが端末から見ると分からない。僕も実際にアプリケーションを作ったりしますが、この部分の調整にものすごく手間がかかるんです。

── なるほど。

近藤 というわけでAndroidのブラウザには指先のジェスチャーで操作する機能はほとんど入ってませんが、画面に収まるようにページを縮小して、虫めがねみたいに一部分だけを拡大して見られたりとか、操作感は工夫されていますね。これはこれでよく考えられていると思います。

メニューからページ共有を選ぶと、今見ているウェブページのURLを簡単に知人に教えることができる

 あと利用頻度が高い機能としては、自分が今見ているページを友達に教えたいとき、「menu」→「その他」→「ページを共有」と押すと、GmailとかSMSとかURLを貼るためのアプリケーションが立ち上がります。TwidroidみたいなTwitterクライアントがインストールしてあれば、その一覧に加わるので、共有して、つぶやいて、またブラウジングに戻るっていう一連の動作が本当に自然にできるんです。こういう点はいいですよね。

 トラックボールと組み合わせた操作性も使いやすいと思います。



理系学生的には、ライブラリ漁りが楽しい


── Androidマーケットについてはどうでしょうか。

Androidマーケットで「Toggle」を検索したところ。さまざまな種類がある

近藤 Androidマーケットには砂場みたいな面白さがあるんですけど、遊ぶには覚悟が必要っていう面もありますね。検索はしやすいけれど玉石混淆でちょっとカオスな印象もある。

 そういう意味では理系大学生のための端末と言えるかもしれません。個人的には「ソフトウェアライブラリ」ってカテゴリーが好きで(笑)。Text-to-Speech Libraryとか、OI CSV Converterとか、便利そうなのが揃ってます。プログラムを書く人がここからダウンロードして果たして使いやすいのかという問題はありますが。

── そういう意味では、理系向けというよりアキバ系スマートフォンかもしれない(笑)。スマートフォンにも大手町のビジネス街っぽいのとか、銀座みたいなおしゃれな感じのものとかあるでしょ?

近藤 前編で革靴とスニーカーの違いみたいなものって言ったんですけど、例えばみんなが有名ブランドのかばん持つ必要性ってないと思うんですよ。ノーブランドでもいい商品はあるし、自分らしさをアピールできるわけです。


── いいこと言いますね。デスクトップのカスタマイズなんかも同じだと思うんですが、ホームスクリーンをいろいろ変えて使うっていうのも自己主張ですよね。使いやすくしていく楽しみ方ってあると思います。

近藤 HT-03Aは初めて触った際にいいフィーリングだなと思ったんですよ。手の大きさにピッタリで、手に持つとちょうどいい。トラックボールも便利。それから地味だけど、あとはmicroSDカードとバッテリーの交換ができる点も重要です。他のスマートフォンではバッテリー交換不可な場合もある。メモリーも内蔵のみという場合がありますから。16GBとか32GBの内蔵メモリーのみだと、容量不足のためだけにわざわざ端末を買い換えていかないといけません。

意外に盲点だが、バッテリーやメモリーカードが交換式なので利便性が高い。電池パックは標準で2つ付属する

 電話帳の移行もSDメモリーカード経由で簡単にできるんですよ。HT-03Aみたいな端末は2台目、3台目の端末として使う人が多いと思うんですが、住所や連絡先を登録し忘れていて困るケースが意外とあるんです。


── このあたりは使ってみないとなかなか気付かないですよね。

近藤 最近気付いたんですけど、USB接続が意外と便利だなと。いちいち同期のためのソフトを立ち上げずに、音楽でもビデオでもケーブルでつないでコピーするだけで送れてしまうので。専用ソフトを使って同期するなんて前時代的だなとか。ビデオもプライベート用と、見せてもいい用をきちんと分けられるし──。


── そろそろ時間ですね。いろいろ興味深いお話ありがとうございました。最後にどんな風にHT-03Aを使っているか、デスクトップを見せてください。ありがとうございます。

筧さんのホーム画面は基本機能中心にスケジュール・時計などを効率よく配置近藤さんのホーム画面。ウィジェットを効果的に配置して、情報を得やすくしている左側の画面はエンターテイメントゾーンなのか、音楽プレーヤーとウィジェットが置かれていた

■こちらもチェック! 編集部厳選Androidアプリ

「nswPlayer」。動画・音楽・静止画の再生が可能な統合メディアプレーヤー。MP3/AAC形式やH.264/AVC形式の動画などに対応している「Simeji」。フリック入力機能やポケベル入力に対応。英語入力時に10キー/QWERTYキーを選べる点もいい「My Tracks」。GPS情報をもとに自分の行動記録が分かるアプリケーション。こういったアプリはモバイルならではだ
「世界天気時計」。世界の指定した地域の天気予報と時間が分かるアプリ週間天気予報の参照やウィジェットとしてデスクトップに貼ることも可能「iTranslator for Android」。シンプルな翻訳アプリで15ヵ国語に対応する。入力言語の自動検出やバックグラウンド翻訳も可能

※iモードには非対応です。

※HT-03Aは、ソフトウェアのアップデートなど一部自動的に通信を行う仕様となっております。このため、「Biz・ホーダイ ダブル」などのパケット定額サービスのご利用を強くお奨めします(なお、「Biz・ホーダイ ダブル」ご契約の場合、短期間で上限額に達します)。また、海外でのご利用などにより従量制対応アクセスポイントに設定変更されたまま帰国されますと、自動でソフトウェアのアップデートが行われた際にパケット通信料が高額になる場合がありますので、必ず帰国前にBiz・ホーダイ定額対応アクセスポイントに設定変更してください。

※掲載の内容は、2009年8月24日現在の情報です。

※Androidマーケット内のアプリは、アップデートなどにより掲載の情報と異なる場合があります。

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