木曜日の記事でお伝えしたようにPC2100 DDR SDRAM 512MBの価格が暴落している。金曜日になっていくつかのショップがOVERTOPに追随したため、今や2万円割れは珍しくない状況だ。WinbondがDDR SDRAM市場に参入したことや、各社の生産量が増えたことによる当然の値下がりという声も複数ショップ担当者の間から聞かれており、今週限りの特価では終わりそうにない。ただしショップ、代理店ともに値下がり前の在庫を抱えているところは少なくなく、一部には、この動きについていけないショップや代理店も出てきそうだ。
また、SDRAMをサポートするPentium 4用チップセット「i845」を搭載するマザーボード登場の噂がアキバ中に浸透するに従って、RDRAMの値下がり幅も大きくなっている。i845が登場すると、RDRAMは不良在庫となる可能性があるという危惧が関係者の間に広まっており、来週以降も値下がりは続きそう。「1万円割れも間近」(複数ショップ)とのことで、RDRAMは人気の下落とともに価格が落ちるという、珍しい格好となっている。
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