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Panacom LCW CF-81J8KS

Panacom LCW CF-81J8KS

2001年01月06日 09時06分更新

文● 内田

Panacom LCW CF-81J8KS

松下電器産業

オープンプライス
35万4800円(パナセンス ダイレクト価格)

松下の液晶一体型デスクトップ機「Panacom LC」シリーズは、これまで企業向け販売専用モデルで市販は行われていないマシンだった。しかし、12月22日にレビューを掲載した「PRONOTE FG CF-M34」と同様、2000年12月よりデスクトップPCの最新モデル「Panacom LCW CF-81」シリーズが松下のインターネット通販サイト「パナセンス」で販売されることとなった。このCF-81は液晶一体型マシンながらデュアルディスプレイを実現した、ほかには類を見ない製品だ。

液晶一体型マシンの「常識」を打ち破る
SXGA液晶×2のデュアルディスプレイ

 松下電器産業の液晶デスクトップPCには、コンシューマ向けとして「WiLL PC」があるが、これとは別に企業向け専用モデルとして「Panacom LC」シリーズもラインナップされている。企業向け専用ノートPC「PRONOTE」シリーズと同様に、従来は店頭に並ぶことはなく、一般ユーザーが購入する機会はほぼなかったマシンだが、12月22日に掲載した「PRONOTE FG CF-M34」と同じく、2000年12月より最新モデル「Panacom LCW」が松下のインターネット通販サイト「パナセンス」でダイレクト販売が開始されることになった。元々は企業向けモデルとして「特殊用途に対応する」というコンセプトで開発されているPRONOTE FG CF-M34は、「普通のノートPCにはない圧倒的な堅牢性」が売りのマシンだが、このPanacom LCWも、ほかのコンシューマ向け液晶一体型マシンとは一味も二味も異なる、非常に際立った特徴を持っている。本体写真を見れば一目瞭然、なんと2枚の液晶モニタを翼のように備えたマシンなのだ。

モニタを両方とも外した状態。左右に伸びるアームは前後に25度、モニタの根元部分は左右に180度の可動範囲を持つ。
アームの付け根部分のコネクタ。アームや液晶パネルは、固定用のツメを引っ掛けながらこのコネクタに差し込むだけで取り付けられる。メンテナンスは非常に簡単だ。

 液晶モニタのサイズはいずれも15.7インチで、表示解像度は1280×1024ドットと、液晶一体型マシンとしてはなかなかリッチなスペックだ。ビデオチップにはノートPCでおなじみの「Lynx 3DM4」を搭載する。「RAGE Mobility」シリーズやNeoMaigc製ビデオチップなど、1チップでデュアルディスプレイ機能を実現しているノート/液晶パネル用ビデオチップは数多くあるが、搭載(内蔵)メモリ容量の関係で解像度や表示色数の制限が厳しいものがほとんど。本機では、このような制限を克服するため、マザーボード上に1個、さらにマザーボードの専用コネクタに取り付けられているドータカード上に1個と、合計2組のビデオチップを装備しており、ちょうど一般的なデスクトップPCに2枚のビデオカードを搭載している場合と同じ状態になっている。そのため、左右に異なる画面を出すデュアルディスプレイでも、両画面ともSXGA/フルカラーでの表示が可能となっている。

本体底面の蓋を外したところ。写真下の小さな基板はビデオチップが載ったドータカード。これにより、本機は2個のビデオチップを装備している。

 液晶パネルを取り付けるアーム部分の構造もユニークで、アームの付け根部分が左右に25度、パネルの付け根部分でも左右に150度可動でき、前後方向への首振りも可能だ。そのため、卓上でマシンを利用するときの液晶パネルの並べ方は実に自由度が高く、水平にぴったり並べる、1枚は真正面に置いてもう1枚はやや角度をつけて右または左にレイアウトする、さらには、カウンターなどでの対面業務やプレゼンテーション用に、1枚は使用者側を向け、もう1枚は180度反対側に首を振ってお客様側に向ける、などといった具合に、2枚のモニタを用途や設置スペースに応じて自由にセッティングできる。また、デュアルディスプレイの表示制御は、Windows 98 SE/2000が標準で装備している機能ではなく、松下独自のユーティリティを実現している。このユーティリティでは、アクティブなウィンドウの逆ディスプレイ側へのワンタッチ移動、ウィンドウの2画面最大化、さらに対面使用時に便利な2枚のモニタに同じ内容を表示する「ミラーリング」や操作画面を使用者側に、デモ画面などを相手側に表示する「対面モニター」といった機能が装備されており、これらはユーティリティのツールバーやタスクトレイ内のアイコンから簡単に利用可能だ。このユーティリティの使用感のよさと便利な機能が相まって、本機でのデュアルディスプレイの使い勝手は非常に良好で、大画面が欲しくなるフォトレタッチソフトや表計算ソフトなどの作業効率は、シングルディスプレイ利用時を上回るのはもちろん、一般的なデスクトップPCにビデオカードを追加してデュアルディスプレイにした場合よりも高まるだろう(特に2画面にまたがる最大化がワンタッチでできるのはかなり便利だ)。

180度首振りが可能なので、このような対面設置も行える。個人ユーザーにはあまり利用することはないかもしれないが、接客カウンターに置く場合や、プレゼンテーションなどの場では重宝するだろう。

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