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ネロ・グラフィックス、国産高性能レンダラーの開発に着手

2000年09月05日 21時05分更新

文● 編集部

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3DCGの基礎技術研究と、高性能レンダラーの開発を行なうために(株)スタジオブルテリアの100パーセント出資で8月4日に設立された(株)ネロ・グラフィックスは4日、同日付けで業務を開始したと発表した。同社の資本金は2500万円。

同社は、代表取締役に(株)トーヨーリンクス(現リンクス・デジワークス)の『Personal LINKS』の開発に携わった並木茂氏、取締役CTOに(株)リンクスでレンダリングソフトの開発に携わった塚田利夫氏が就任した。両氏は大阪大学と東洋現像所の産学共同プロジェクトにより開発された『LINKS1システム』の元開発メンバー。

プロフェッショナルユーザー向けに開発・市販されていた国産CGシステムの元開発グループメンバーが中心となり、これまでの実践の場での経験を凝縮させたレンダラーをエンターテイメント、工業デザインなどの多方面に渡って供給していくと同時に、3年後をめどに世界的レベルを有する国産高性能レンダラーの完成を目指すとしている。また、スタジオブルテリアとともに2次元/3次元技術を融合した製品開発も視野に入れた商品開発を推進する予定としている。

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