住友スリーエムは14日、バッテリーを内蔵する小型モバイルプロジェクター「MPro110」を25日から販売すると発表した。価格はオープンプライスで、直販価格は5万3800円。
最大の特徴は、その本体サイズだ。縦115mm×横50mm×厚さ22mmとコンパクトデジカメほどの大きさで、重さも約160gと軽い。内蔵バッテリーでの動作時間は最大1時間程度。
光学エンジンにはLCOS(反射型液晶)方式を採用。解像度は640×480ドットだ。投影距離1.8mで48インチ相当の映像を映し出せるため、ちょっとしたプレゼンならこれで十分にこなせるだろう。なお、プロジェクターにつきもののファンの音だが、こちらは冷却ファンを不要とした静音設計となっているのもうれしい。
入力端子としてVGAとコンポジットビデオを用意。VGA入力は特殊な端子で、ミニD-sub15に変換できる別売のケーブル(価格は2415円)を使えば、パソコンなどをつないで画面を映し出せる。