ソニーマーケティング(株)は17日、NTT東日本/NTT西日本(株)が提供する光接続サービス「フレッツ光」のユーザーを対象としたIPテレビサービス「branco(ブランコ)」を31日に開始すると発表した。コンテンツはすべて無料で視聴できる。
最高3.8Mbpsという高ビットレートな映像を配信するのが特徴。ファイル形式はWMV形式を採用する。コンテンツは国内外の映画や、「機動戦士ガンダム」「カウボーイ・ビバップ」などのアニメ、ドキュメンタリー番組「ディスカバリー・セレクト」など、ジャンルごとに6種類のチャンネルを用意している。また、視聴には同社のサイトから無料でダウンロードできる専用のプレーヤー「branco player」を使用し、プレーヤー実行時に表示される「番組表」からコンテンツを選択できるなど、通常のテレビのような視聴が可能になっている。
それに加えて、視聴用ウインドウの右側で、同じ動画を閲覧しているほかのユーザーとのチャットを行なえる「チャット機能」や、視聴傾向から類似したコンテンツを推薦表示する「あなぴた機能」など、パソコンならではの機能を備えている。
そのほかにユーザーの性別・年齢などの属性によって挿入するデータを変更する新技術「PPoS」により、コンテンツ内にターゲットに即したCMを自動挿入するのも特徴のひとつとなっている。
対応する光接続サービスは、NTT東日本が「Bフレッツ」、NTT西日本が「フレッツ・光プレミアム」、「Bフレッツ+フレッツ・v6アプリ」。いずれも、IPv6対応ルーターが必要となる。
お詫びと訂正:掲載当初、「フレッツ・光プレミアム」などの光接続サービス提供会社を「NTT東日本」としていましたが、正しくは「NTT西日本」になります。また、接続環境は「Bフレッツ+フレッツ・v6アプリ」となります。以上2点をお詫びすると共に訂正いたします。(2008年3月18日)