KDDI(株)および沖縄セルラー電話(株)は11日、au携帯電話機「W56T」「W54S」「W54SA」の3機種の不具合を解消する内蔵ソフトウェアの更新プログラムを提供開始した。3機種は2月にも2度更新を行なったばかり。
今回の更新で解消される3機種共通の不具合は以下の通り。
- EZweb利用中に、電源のリセットやキー操作を受け付けない状態になる場合がある
- EZwebでコンテンツのダウンロードができず、ダウンロードエラーが表示される場合がある
- 「true」または「false」から始まるEメールアドレスを設定すると、メール送信ができなくなる
- EZwebの「auお客様サポート」内の「通話料・通信料照会」「ご請求金額照会」のページが正しく表示されない場合がある
- グループ編集で設定した着信音やバイブレータが、設定画面で正しく鳴動しない場合がある
加えて、W54SAでは以下の2点の不具合も解消される。
- カウントダウンタイマーやストップウォッチを電源/終話キーで終了した場合に、節電状態に移行しない場合がある
- 番号付加設定で、市外局番メモリーに設定した市外局番を含む電話番号が、遠隔ロックの有効番号リストに登録できない
今回のソフトウェア更新を実施することで、2月13日と2月27日のソフトウェア更新内容(関連記事1、関連記事2)についても同時に更新される。ただしW54SAについては、2月8日に発表している「プリセットされているアプリケーションの一部が「!」の表示となり、利用できない場合がある不具合」(関連記事)については今回も更新されず、不具合については個別に対応するとしている。
内蔵ソフトウェアの更新方法は、無線ネットワークを利用したソフトウェア更新機能「ケータイアップデート」で行なう。ケータイアップデートによる「auからのお知らせ」を受信した後、画面に従って更新する。更新にかかる時間はW56TとW54Sが最大10分、W54SAが最大30分だという。