ソフトバンクモバイル(株)は5日、インターネットオークションサイトの運営会社に対して、最新端末の出品制限を要請した。これは、不正取得した携帯電話機の売買を防止するためだという。
同社は、「不正に取得した電話機の売買は犯罪、または犯罪につながる恐れがある」として、オークションサイトの運営会社に対して、出品制限などを要請した。これに応じた形で、ヤフー(株)の「ヤフーオークション」では、発売から6ヵ月以内の同社携帯電話機の出品を禁止した。ディズニーモバイルの電話機についても同様の扱いをする。
なお、不正取得の電話機とは、契約時に本人確認書類を偽造するなどして、不正に取得したものを指している。同社はこれらをインターネットオークションなどにおいて、売買している行為を確認しており、不正取得の発覚した回線について、回線の利用停止や契約解除、3Gサービスの利用制限などを実施する。