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【実機レポート】ベールを脱いだauの高機能ケータイに触ってきた!

2008年01月17日 16時41分更新

文● ヤシマノブユキ

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 KDDI(株)は16日、au携帯電話のハイエンドモデル3機種、(株)東芝製の「W56T」、ソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズ(株)製の「W54S」、三洋電機(株)製の「W54SA」の報道機関向けのタッチ&トライイベントを東京都港区にある(社)電気通信事業者協会(TCA)の会議室にて開催した。

W56T

W56T

W54S

W54S

W54SA

W54SA

 この3機種は、米クアルコム社との業務提携による新プラットフォーム「KCP+」(KDDI Common Platform+)を採用したハイエンドモデルだが、昨年の発表時(関連記事)では動作しないモックアップによる展示のみだったため、端末の実機が公開されるのは今回が初めてとなる。KCP+プラットフォーム機開発の遅れにより、秋冬モデルでのハイエンド端末では、他社にやや遅れを取っている同社だが、目玉であるこれらの機種をようやく披露できる段階になったということは、各機種の発売も間近であると思われる。

 各機種のデザインや特徴は発表時のフォトレポートをご覧いただくとして、ここではこれらハイエンドモデルに共通するau独自の新機能を中心にレポートする。なお、以下に紹介する新機能は、今後発売されるすべてのau端末に搭載されるわけではなく、搭載の有無はあくまでもメーカーに委ねられることになるという。


au one ガジェット


 アプリやブラウザーを立ち上げなくても、待ち受け画面からさまざまな機能をダイレクトに呼び出せるのが「au one ガジェット」だ。例えば、待ち受け画面に表示されたメールのアイコンを選択すると、Gmailベースのウェブメールサービス「au one メール」にアクセスできる。

au one メールがジェット

左上のアイコンが、「au one メールガジェット」。au one メールガジェットの場合は約1時間おきにメールチェックをするが、「手動更新」も可能だ。ここでアイコンを選択すると……

メールの内容

au one メールの内容が待受画面に表示され、未読件数や受信メールの件名などを確認できる。ウェブメールを待受画面からすばやくチェックできるのは、使ってみるとなかなか便利だ

その他

常に待受画面に表示されるように設定できるガジェットは1個のみだが、その他のガジェットは左右キーで順番に呼び出せる

プリセット

写真にある「au oneメールガジェット」のほか、「カレンダーガジェット」や「ミュージックフォルダガジェット」など実用的な6本がプリセットされている

専用サイト

新たにガジェット専用サイトが用意され、情報料無料でダウンロードできる(写真はテスト版のため実際と異なる)

提供予定のガジェット

サービス開始時に提供予定のガジェットは、テレビ番組表やブログ、SNS、乗り換え案内など約20本ほど用意されるという

待受画面でGoogle検索できるようになった


 また、ガジェットそのものではないが、au one ガジェット対応機種の待受画面には「Google検索」が追加された。

検索

ボックスに任意のキーワードを入力して「検索」を押すと、ダイレクトに検索結果が表示される

種類指定

検索時にブラウザーの種類を指定することで、ケータイサイトかパソコン向けサイトか、どちらを検索するかを事前に指定できる

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