アップルジャパン(株)は5日、米アップルの直販店「Apple Store」にてタッチパネルを搭載した携帯型音楽プレーヤー「iPod touch」の発売を開始した。東京・銀座にあるApple Store Ginzaでは、平日にも関わらずインターネットなどで発売開始の情報を得たユーザーが開店前に列を作り、iPod touchの入手を心待ちにしていた。
iPod touchの出荷は製品発表時、9月28日までと言われていた。9月中頃に米国で発売が開始され、9月末には国内でもオンラインのApple Storeで予約したユーザーのうち、一部の人の手元に届いていた(関連記事その1、その2、その3)。今回、店頭販売が始まったことで、ようやく日本のユーザーも展示機に触れて、iPod tocuhの操作感を実際に確かめられるようになったわけだ。
アップルジャパン広報によれば、Apple Storeのうち本州の店舗は午前、北海道と九州の店舗は午後にiPod touchが発売されるとのこと。一般販売店での販売も本日より行なわれるが、アップルジャパン広報は「恐らく入荷した製品は予約注文分ですべて出てしまうのでは」と予想している。
ちなみに銀座店の在庫を聞いてみると、「今日、明日持つくらいなのでは」と答えてくれた。ただし次回の入荷予定は来週なので、今回買い逃してもそこまで長期間待たずに手に入れられるかもしれない。