ウタゴエ(株)は13日、同社の“うたごえ検索エンジン”を使った携帯電話機向けの鼻歌音感ゲームサイト“はなワザ”の提供を開始したと発表した。無料で利用できる。
はなワザは、課題曲を選択して鼻歌を歌った動画をメールで送信すると、鼻歌が採点されるゲーム。はなワザには同社の“うたごえ検索エンジン”を利用したアルゴリズムが採用されている。うたごえ検索エンジンは、音声認識技術を発展させたもので、「タ、タ、タ」と楽曲を口ずさんだ鼻歌の高さや長さといった相対音感情報を活用し、楽曲を検索できるという。
同サイトでは13日現在、鼻歌のレベルを競う“はなワザ★グランプリ”と、鼻歌のテクニックを磨く“はなワザ★道場”の2つのコンテンツを提供している。鼻歌の登録やランキングへの参加はユーザー登録が必要となり、登録(無料)すると友人などと鼻歌が共有できる特製デコメールが利用できる。
対応機種は、(株)エヌ・ティ・ティ・ドコモのFOMA携帯電話機、au(KDDI(株))のWIN携帯電話機、ソフトバンクモバイル(株)の3G対応携帯電話機。アクセスするには、URL(http://hanawaza.jp/)を直接入力する。
同社では今後、音楽プロモーションツールとしての活用や、総合音感サイトとしての発展を軸になはワザのサービスを拡張していく。また、はなワザで利用している検索エンジンなどのライセンス提供も実施するという。