イオン(株)は3日、電子マネー“WAON(ワオン)”のサービスを4月下旬に開始すると発表した。関東1都6県で利用を開始する。
現金チャージ専用の“WAONカード”、イオンカードの子カードで、親カードからのチャージもできる“WAONカードプラス”、クレジットカード機能も利用できる“イオンカード(WAON一体型)”の3種類のカードから選択できる。発行手数料は300円(“イオンカード(WAON一体型)”は無料)。“WAONカードプラス”はWAON端末“WAONチャージー”から1000円単位でチャージできる。
“WAON”の名称の由来は、「いろいろな音が調和して奏でられる美しい「和音」に由来」としている。マスコットキャラクターには“犬”を採用している。
“WAON”は、対応端末の“WAONステーション”で、購入履歴を確認したり、ポイントをWAONに変換したりできる。ポイントの詳細については検討中としている。利用限度額/チャージ限度額は2万円。チャージは“WAONレジ”“WAONチャージー”“WAONステーション”で行なえる。
初年度の合計発行枚数目標は、800万枚を予定。2008年度中に、テナントを含むイオンショッピングセンターなど約2万3000店舗に順次拡大していくとしている。