MM総研は4月14日、ウェブアンケート調査「電子書籍サービスおよび電子書籍端末の市場展望」の結果を発表した。
同調査によると、2010年における電子書籍の利用状況は「有料コンテンツ」が5.1%、「無料コンテンツ」が13.4%。有料・無料を問わず電子書籍を利用すると回答した462人に電子書籍を読むのに利用する端末を聞いた結果、「携帯電話・PHS」28.8%、「デスクトップPC」23.4%、「ノートPC」19.7%、「iPhone」11.3%、「iPad」5.4%となった。
有料電子書籍の利用者127人に電子書籍の購入金額を聞き分析した結果、2010年度の電子書籍サービス市場は640億円だった。内訳は「書籍」362億円、「雑誌・マンガ・写真集」278億円。また、電子書籍サービス市場は、2010年度の640億円から2015年度には3501億円に拡大すると予測。電子書籍端末の市場規模は、2010年度の113万台から2015年度は639万台に拡大すると予測した。
調査対象は15歳以上のネット利用者2500人。調査期間は1月7日~12日。
■「電子書籍サービスおよび電子書籍端末の市場展望」 (http://www.m2ri.jp/newsreleases/main.php?id=010120110414500)